株式会社アルファコードはSDMコンソーシアムの共同チームとして、遠隔ライブVR配信プラットフォーム「LiVRation(ライブレーション)」を開発しました。
「LiVRation」はライブの熱気をそのままVR空間に取り込み、様々な角度から観覧できるのに加え、音響を自由にカスタマイズして楽しむことができます。
遠隔ライブVR配信プラットフォーム「LiVRation」とは
「LiVRation」は、
- ライブ
- 演劇
- スポーツ観戦
を遠隔で楽しめるのはもちろんのこと、様々な角度から観覧し、かつ音響を自由にカスタマイズできる遠隔ライブVR配信プラットフォームです。
「LiVRaiton」はリアルタイムストリーミングに対応したネットワークシステムの構築を実現し、距離や時間、会場のキャパシティ等により参加を諦めていた全世界のファンに観覧してもらうだけでなく、今までとは一味違う、感動を与えることが可能となります。
また、「LiVRation」は2020年の実用化・商用化に向けて開発が進められているネットワーク分野の新技術「第五世代移動通信システム(通称:5G)」と組み合わせることにより、一度の配信で今まででは考えられないほどの人数を動員することが可能となります。
「LiVRation」は新しいライブ配信プラットフォームとして、2018年1月にビルボード東京で開催された第2回「LIVE HACKSONG」にて、最優秀賞と、観客の投票で選ばれる会場賞のW受賞を果たしています。
「LiVRation」の主な特長
「LiVRation」は360°マルチポジションにより、様々な視点でライブ配信を楽しむことができます。
好きなアーティストのすぐ隣や天井からの視点など、普段では絶対体験できないライブ映像を楽しむことができます。
さらにVR空間内にはTwitter等のSNS情報をリアルタイムで表示させることも可能となっています。
「LiVRation」の技術
「LiVRation」は西日本電信電話株式会社が提供するハイレゾ音源ストリーミング技術により、ライブ会場での音を忠実にVR空間ないにて再現しています。
またオブジェクトオーディオ技術により、好きな歌手の歌声や好きな楽器の演奏だけを取り出すこともできるようになっています。
まとめ
現在までライブ映像を楽しめるVR動画は多数配信されていましたが、リアルタイムでVRライブが楽しめるというのはあまりありませんでしたね。
データ量の多いVR映像で、ハイクオリティを維持しつつリアルタイムでのライブ配信を行うというのはとても凄い技術だと思います。
しかもライブを見る視点や、オンとまで選べるというのも驚きです。
これが本格的に実用されれば、人気アーティストのチケット争奪戦などの緩和に繋がるかもしれませんね。
非常に楽しみです。
関連リンク:アルファコード公式サイト
ソース:LiVRationプレスリリース[PR TIMES]
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