パルコは、物体を複数箇所から撮影し、立体的形状を把握してデータ化する3Dスキャナを、同社が渋谷で運営する「SR6(エスアールシックス)」でMARK STYLERが出店する「RUNWAY channel Lab. SHIBUYA」に、2017年12月14日(木)より導入開始。
今回は、顧客が自身の服装を撮影した3DデータをWebブラウザで閲覧できるサービスを提供するだけでなく、ショップスタッフがコーディネートを3D撮影してWebサイトやSNSに投稿するなど、3Dデータを活用したデジタル接客を実施する。
■導入店舗概要
店舗名
RUNWAY channel Lab. SHIBUYA
店舗運営
MARK STYLER株式会社
所在地
東京都渋谷区宇田川町16−15 SR6
開業日
2017年12月14日(木)
営業時間
11:00~20:00
休業日
毎週水曜日
■サービスの概要
顧客が自身のコーディネートを3Dスキャナで撮影し、撮影した3D画像は手元のスマートフォンからQRコードで専用サイトにアクセスして閲覧することができる。またデータをSNSに投稿しシェアすることも可能。
①店頭で撮影
②3DデータにアクセスするQRコードをお渡し
③スマートフォンで3Dデータを閲覧
④3D画像や動画データとしてSNS投稿
■パルコのICT活用について
パルコは店舗を基盤としたWeb活用による新しい商業施設の楽しさを創造するとともに、ICT(情報通信技術)を活用した事業革新を推進。
2017年3月には、Web上で店頭商品の取り置き・購入ができるサービス「カエルパルコ」において、VRでお買物ができるVRショップ「VR PARCO(ブイアールパルコ)」を期間限定でオープン。実際にパルコの店内を見て歩き、購入するように、スマホやPCから商品を閲覧できるバーチャルショッピングを展開した。
また、同じく2017年3月、米テキサス州オースティンで開催された「サウス・バイ・サウスウエスト・トレードショー」に、未来の東京ファッションやVR、IoTをテーマに、「デザイナーズモール・オブ・トーキョー in the FUTURE」ブースを展開。
現在エンターテインメントの分野で普及が進むVR技術の、ファッション・リテール分野での活用方法を開拓し、新たな消費体験の提供を目指す。
VR PARCOVR PARCO
3Dスキャナ技術・運営協力
株式会社Psychic VR Lab(東京都新宿区)
「VRの魔法をつかってファッションをもっと楽しいものにする」をミッションに、アパレル専用の高精細3Dスキャナで撮影したファッションアイテムとVR技術を組み合わせることで、仮想空間上にファッションブランドの世界観を再現し、新たなショッピング体験を提供するファッションVRプラットフォーム「STYLY」を運営。