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富山第一銀行が情報系システムをAWSに全面移行、業務負荷や運用コストの削減図る


富山第一銀行は情報系システムをAWS(アマゾンウェブサービス)に全面移行します。AWSの構築や運用、監視をワンストップで提供する「マネージドクラウドサービス on AWS」を導入し、オンプレミスを運用し続けることによる業務負荷の軽減を図ります。システムの導入を支援したインテックが2024年3月28日、発表しました。

富山第一銀行はこれまで、情報系システムをオンプレミスで運用していました。しかし、システムをリプレイスするたびに定期的に発生する高額な初期費用が課題でした。移行に伴う業務負荷も問題でした。

そこで同行は、サーバーの保守期限が迫っていることを機にAWSへの移行を決断。サーバーの保守期限に関わらず、永続的に利用可能な基盤環境の構築に踏み切りました。

AWSの導入に際し、利用したのはインテックが提供する支援ソリューション「マネージドクラウドサービス on AWS」。同行では、経験豊富な技術者によってAWSの構築・運用・監視をワンストップで提供できる点、独自の監視ダッシュボードでクラウドの状況を随時確認できる点を評価し、「マネージドクラウドサービス on AWS」を採用しました。

図1:「マネージドクラウドサービス on AWS」の利用イメージ(出典:インテック)

情報系システムをAWSに移行したことで、運用コストを削減できるようになりました。AWSは従量課金制で、時間帯によって不要なサーバーがあれば稼働を停止できることからコストの削減を見込めます。さらに「マネージドクラウドサービス on AWS」では、ニーズに応じて柔軟にサーバーの数やスペックを強化が可能。これにより、将来を見据えて、サーバーをあらかじめ確保する必要もなくなりました。

富山第一銀行は今後、業務効率化やサービス開発といった目的でもAWSの利用を検討します。サーバーを意識せずにシステムを運用するサーバーレス方式を採用するなど、よりクラウドに適したシステム構築を進めていく考えです。システムを積極的に活用することで、顧客満足度のより高いサービスを提供できるようにします。導入を支援したインテックは今後も、富山第一銀行のAWS活用の取り組みを支援していく考えです。

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株式会社インテック
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