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オス猫とメス猫ではやはり違う?それぞれの猫がかかりやすい病気とは



男女平等!が叫ばれる日本。ニンゲンの世界では男女の差はなくなりつつあるようですが、やはりオスとメスでは体のつくりが違います。



猫の世界ではオス猫とメス猫ではかかりやすい病気が違うとか。今回は性別ごとに注意したい猫の病気をご紹介しましょう。



 

■メス猫がかかりやすい病気とは




メス猫の場合は特に生殖器やおっぱいなど、メスならではの器官に発症する病気が多い傾向にあります。



代表的な病気として、「乳腺腫瘍」と「子宮蓄膿症」があります。



・乳腺腫瘍:猫の胸からお腹にかけてある乳腺に腫瘍ができる病気です。悪性のことが多く、肺やリンパに転移すると命に関わることも。高齢な猫に発症しやすい傾向がある病気です。



おっぱいにしこりや腫れがある、血や膿が出るなどの症状が特徴です。



・子宮蓄膿症:子宮内に細菌が入り込んで炎症が起こり、膿がたまる病気です。猫自身に痛みが少なく、発情の後期に発症するリスクが高い病気です。



水をよく飲む、お腹の腫れや外陰部からの血や膿が出るなどの症状があります。



 

■オス猫がかかりやすい病気とは






オス猫の場合はメスよりも尿道が細いため、泌尿器系の病気にかかりやすく、重症になりやすい傾向があります。



代表的な病気として「尿石症」や「尿道閉塞」があります。



・尿石症:おしっこが排出される前に尿の中の成分が凝縮されて結石が出来てしまう病気です。尿道の狭いオス猫は結石が詰まりやすく重症化する傾向があります。



おしっこをするときに辛そうに鳴いたり、トイレに何度も行くのにおしっこが出ないなどの症状があります。



・尿道閉塞:この尿石症がひどくなると、尿の出口がが完全にふさがれておしっこが出なくなってしまう尿道閉塞になります。



2日間この尿道閉塞の状態が続くと、猫の命に関わります。飼い主さんは猫の様子がおかしいときは、毎日おしっこのチェックをする習慣をつけておくと安心です。



 

■オスもメスもかかりやすい病気




性別に関係なく猫がかかりやすい病気は腎臓疾患です。もともと祖先が砂漠で暮らしていた猫は、水をよく飲む習慣がなかったため、飲水量がどうしても少なくなりがちです。



特にシニア猫の7割がこの腎臓疾患にかかりやすいとの報告もあります。猫が飲みやすいウォーターボウルを複数個用意して、家の中の猫がよく通る場所に置いてあげましょう。





今回はオスとメス、それぞれの猫がかかりやすい病気についてご紹介しました。しかしこれはメスだから絶対に尿石症にならないというわけではなく、あくまでも目安です。



猫はオスもメスも病気を隠す動物です。病気の早期発見は飼い主さんにしか出来ません。日頃から猫の様子をよくチェックしてあげてくださいね。
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