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長毛猫のルーツについて知る!代表的な長毛の猫種も合わせてご紹介します!


はじめに

いろんな猫種

Kasefoto/shutterstock.com

猫には被毛の長い「長毛種」と短い「短毛種」がいます。

長毛種の猫は毛がふわふわしているのでゴージャスなイメージがありますね。その分お手入れも必要になります。しかしあのふわふわの被毛は気持ちが良いので、虜になってしまう人が少なくありません。

また一言に長毛種といってもたくさん種類がいます。そこで今回は長毛種の猫についてまとめてみました。短毛種との違いや、人気の高い長毛猫種も紹介していきたいと思います。

これから新たな猫を飼うことを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

長毛猫のルーツとは

長毛の猫

Alexandr Korolev/shutterstock.com

みなさんは猫のルーツを知っていますか?

私たちがペットとして飼っている猫は「イエネコ」といって、もともとは中東の砂漠に生息していたリビアヤマネコが現在の猫の祖先です。

約5000年前の古代エジプトでは、ネズミから農作物を守るために猫が飼われていたという説があり、もともと暑いところが出身であることがわかります。

そのため元は短毛種の猫しかおらず、長毛種の猫は突然変異によって生まれたといわれています。長毛種は劣性遺伝子のため、両親ともに長毛種の遺伝子がなければ長毛種の猫は生まれません。

長毛種と短毛種の違い

長毛種と短毛種

Kirk Fisher/shutterstock.com

長毛種と短毛種は同じ猫でもたくさんの違いがあります。見た目は当然のこと、性格にまで大きな違いがあります。

では、長毛種と短毛種の違いについて取り上げてみましょう。

性格はどう違う?

短毛種の猫は一般的に活発であると言われているのに対して、長毛種の猫はのんびり落ち着いた性格をしていると言われています。

性格がよくおとなしい子が多いので、初めて猫を飼う方にとっては手入れが苦にならなければ飼いやすいとも言われています。

短毛種は活発ですが人なつっこい部分があり、飼い主に対しても自分から近づいていく子が多いです。来客が来た時にも興味津々に近づいていきます。

それに対して長毛種の猫は、おとなしく遠くから見ているタイプが多いです。常に自分のペースで物事を行います。しかし他の動物や赤ちゃんとも仲良くできるため、同居がしやすい猫種と言えます。

お手入れのしやすさ

長毛種の猫は短毛種に比べるとお手入れがたいへんです。

最大の特徴である美しい被毛を維持するためにも、毎日のブラッシングはかかせません。猫は綺麗好きなので自分でもグルーミングしてお手入れをしますが、被毛が長すぎると自分ではお手入れが行き届かない部分がでます。

数日でもブラッシングをしないと、あっという間に被毛が絡まって毛玉ができてしまいます。また被毛が長い分、汚れやすいのでシャンプーが欠かせません。

そしてグルーミングによって飲み込む毛の量も多くなるため、毛玉を吐く頻度も短毛種より多くなります。換毛期になるとしょっちゅう毛玉を吐くでしょう。ところかまわず毛を吐くため、お気に入りのソファーや床にもたくさん吐かれます。

また、長い被毛は防寒には良いので冬場は暖かくてよいのですが、夏場は暑いためにぐったりしてしまいます。

そしてなんといっても抜け毛が多いため、家のあちこちに抜け毛が飛散します。定期的な掃除が欠かせません。毎日掃除をしてもいろいろなところに抜け毛があり、電気の傘の上や家具の上にも抜け毛があるなんてこともあります。

触り心地やボディライン

このように長毛種はお手入れが大変ですが、そのぶん見た目のゴージャスさに華があります。ふわふわでモコモコの肌触りに魅了されている人は少なくないはずです。

短毛種は毛が短い分、ボディーラインの美しさが際立っていることでしょう。


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