弱り果てていた子猫達

野良猫の厳しい現実

4匹の子猫がRescue Me Animal Sanctuary(RMAS)にとても弱った状態で保護されました。
「子猫達は野良猫の母親から生まれて雨風にさらされていたせいで、病気とノミ・ダニだらけでした。厳しい状況で母猫は子猫達を守り切れなかったようです」RMAS談。
出典:http://www.lovemeow.com/kittens-regain-eye-sight-after-getting-help-from-a-big-doggy-donor-and-rescuers-2507160973.html

こちらが保護間もない頃の4匹の子猫の様子です。 どの子の目も目ヤニでとても汚れているのがわかりますね。 恐らく、4匹とも野良猫の子猫にありがちな猫風邪を患っているのでしょう。

このまま放置をすれば、目の感染症が悪化し失明してしまう可能性もあります。 一刻も早く治療を開始する必要がありますね。

目に見えない苦しみ

子猫達は猫風邪で肺炎を起こし、目の感染症は重度で殆ど見えない状態でした。
「写真ではその深刻さは伝わりません。投薬はしましたが死滅するまでノミやマダニが体中を這い、呼吸をするのが精一杯だったんです」RMAS談。
出典:http://www.lovemeow.com/kittens-regain-eye-sight-after-getting-help-from-a-big-doggy-donor-and-rescuers-2507160973.html

ノミやマダニは被毛の下に隠れていて写真ではうかがい知ることはできません。 ですが、それらの虫に吸血されることで貧血すら起こし兼ねない辛い状態だったでしょう。

こんなに小さな体であらゆる困難と苦痛に耐えていたことを考えると、ただただ心が痛みます。

ベテラン保護活動家も驚いた

残念ながらメスの子猫は助かりませんでしたが、他の兄弟は戦い続けました。
「ノミ・マダニ、猫風邪、角膜の潰瘍、結膜炎、空腹、脱水症、そして貧血。15年活動してきたけど、こんなに酷い状態の子猫は初めて見たわ」と預かり家族のヘザーさん。
出典:http://www.lovemeow.com/kittens-regain-eye-sight-after-getting-help-from-a-big-doggy-donor-and-rescuers-2507160973.html

これだけたくさんの症状を抱えながら、メスの子猫は力尽きるまでよく耐えて来ましたね。 命を失ってしまったことはとても辛く悲しいことですが、残された兄弟達はまだまだ生きるための戦いの真っ最中です。 彼らが生き残れることをただただ祈るばかりですね。

最後の手段

子猫のゼファーには目薬が効かず、獣医師は供血犬の助けを借りること提案しました。
「犬の血液から血清を作る必要があったの。普通はその個体自身の血液を使うのがベストだけど子猫達からは到底無理。そこで危険性の少ない犬に協力してもらったの」とヘザーさん。
ゼファーの目を救うための供血犬として協力を申し出てくれたのはグレートデーンのハーリーと飼い主のジェスさんでした。
出典:http://www.lovemeow.com/kittens-regain-eye-sight-after-getting-help-from-a-big-doggy-donor-and-rescuers-2507160973.html

この特殊な方法は2016年4月にアメリカのカリフォルニア州でも実践されたことがあると言います。 犬の血清は重度のダメージを受けた角膜の再生を助ける効果があるそうで、遠心分離機を用いて抽出する方法が取られるのだとか。 つまり子猫達にとって供血犬の助けが彼らの視力を救う最後の砦となるかもしれないのです。

犬の献血には賛否両論もあるとは思いますが、人間だって他を救うために献血をします。 もちろんハーリーは犬ですから自分の意志で献血するわけではありませんが、こう考えてみてください。 もし心優しいハーリーが人間だったら... きっと彼ならゼファーの目を救うために快く献血してくれたでしょう。 実際、動物達だって自分を犠牲にしても子供や他を助ける精神はちゃんと備わっています。 せっかくのハーリーの協力が身を結んでくれればいいのですが...

情報提供元:mofmo
記事名:「 子猫兄妹に失明の危機。その目に再び光を灯してくれたのは一匹の犬のおかげだった