日本の伝統工芸でもある竹細工。細かい竹ひごで細かく編まれた細工物は日用品という枠組みを超え、アートとして高く評価されます。
しかし、今回ご紹介する竹細工は皆さんがイメージするものとは、一味も二味も違います。なんと竹を材料にして昆虫を作ってしまうのです。
こちらがその、昆虫竹細工
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えっ？これが竹？
にわかには信じられませんが、このトンボ。本当に竹細工なんです。しかも大きさはほぼ実寸大！翅の模様まで精巧に作られていますね。その姿は本物のトンボが魔法をかけられて竹になってしまったかの様。とても人間の手で作られたものとは思えません。
この昆虫竹細工の制作者、齋藤 徳幸さんによると、昆虫をその通りにコピーするのではなく、よく観察をして、強調したい部分を誇張するなど、観察や経験から得た情報を再構築して形にしていくんだとか。そうすることで、作品を見る者に想像の余地を与え、より高いリアリティーある作品になるそう。確かに本物以上に生を感じる作品ですね。
こちらはオオカマキリの制作風景
twitter.com@noriji_s
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そして完成した作品がこちら
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ゴマダラカミキリ
セグロアシナガバチ
エラフスホソアカクワガタ
オンブバッタ
ミヤマカラスアゲハ
ヒガシキリギリス
竹という素材の色合いや質感を巧みに組み合わせて、命を与えています。
今後、世界から注目されること間違いなしの昆虫竹細工をご紹介いたしました。
