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若者言葉「ぴえん」を異常なほど深く解釈した法語が話題に



巷では、若者が使う言葉が生まれては消えていきますが、現在もいくつものどう使ったらよいかイマイチわからない言葉は存在します。「○○しか勝たん」「エモい」「それな」「○○み」等々。実際に使っている人も使っていない人もいますが、その中でもかなりの筆頭クラスで使われているであろう言葉が、今回話題になった「ぴえん」です。


若者言葉「ぴえん」



例の顔文字(スマホにデフォルトでついてくる顔文字)の、目が大きくうるんでいるかのような顔とともに使う「ぴえん」。泣いている様を表し、主に悲しいときなどに使う言葉です。ちなみに、「ぴえん」状態よりも超えて悲しいときは、「ぴえん超えてぱおん」という言葉も。全然悲しくはなさそうですが、とても悲しい時に使用する言葉です。


ついに法語になる




法語とは、祖師・高僧などが仏法の要義を平易に説いた文章のこと。こちらの「ぴえんもご縁 超えてご恩」というありがたき(?)法語。こちらを見たお年寄りの方などにもわかるように丁寧な解説まで用意されております。ちなみに画像内の解説はこのような感じです。


この法語がわかりにくい時は「ぴえん」を「悲しみ」と読み替えてください。(中略)いつか「ご恩」として感じることが出来る日が来る事を願っています


奥が深いと納得する人々




「ぴえん」を「悲縁」と解釈する方も。たしかにコレだとキレイに理解できます。お上手。




仏教は変わっていく世の中に対しても懐が深い、だからこそ日本に合っているのかもしれません。




たしかに、「ぴえん」を法語にしようという思い付きがまずすごいですし、ちゃんと意味合い的にもわかりやすいです。若者言葉だからと敬遠してしまわないで、どの世代にもわかりやすく伝わるのは素晴らしいですね。


若者とそうでない年代の人には、とかく溝ができやすいもの。しかし、若者のわからない言葉というのを理解してあげるというのも同じ時代を生きる「縁」なのかもしれません。


画像掲載元:写真AC、いらすとや

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