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草津白根山の本白根山では、先月23日、鏡池付近で噴火が発生し、陸上自衛隊員1人が死亡したほか、スキー客ら11人が重軽傷を負いました。
気象庁の観測によりますと、噴火の後に発生した火山性地震の数は、22日までの1か月間に800回を超え、噴火前と比較して多い状態が続いています。水蒸気や火山ガスなどの動きを示す火山性微動は先月26日から観測されていませんが、気象庁は、前回と同じ程度の噴火が再び発生する可能性は否定できないとして警戒を呼びかけています。
一方、草津町によりますと、先月の観光客の数は前の年に比べて5%ほど減りましたが、今月に入ってからは徐々に客足が戻りつつあるということです。(23日11:07)