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機内は、防音設備が整えられていないため、参加者は全員耳栓をして搭乗した。旧型機と比べ、出力が向上したエンジンを搭載する新型機は、わずかな滑走距離で離陸。揺れが少なく、旅客機並みの高い乗り心地を体験できた。
この日は悪天候のため、予定されていた上空での物資投下と空挺部隊の降下訓練は実施されなかった。
操縦桿(かん)を握ったデイビッド・フォックス空軍大尉は、「人道・災害支援などで物資を輸送する際に、より多くの貨物を遠くへ効率良く運ぶことができる」と新型機に胸を張り、「管轄となっている太平洋地域で有事、災害の際には必要な物資の輸送を行うことが私たちの任務」と語った。