はじめに


日本五港のひとつに数えられる新潟は、2019年1月1日に開港150周年を迎えました! それを記念して、新潟ではさまざまな記念商品が発売されています。歴史を感じられる水の都へ、この時期しか買えない限定品を求めて旅行に行きませんか?

新潟開港150周年記念ビール


新潟開港150周年に先駆けて2018年11月から発売されているのが、「風味爽快ニシテ 新潟開港150周年記念缶」です。サッポロビール株式会社から発売されている「風味爽快ニシテ」の、「みなとまち新潟」をPRしている限定パッケージで、古町芸妓や新潟税関庁舎のイラストが華やかに描かれています。サッポロビールの生みの親である中川清兵衛が新潟県の出身だったことから、麦芽100%のしっかりとした旨みと新潟県の食にあう爽やかなのどごしのビールになっています。

現在の長岡市出身の中川清兵衛は、ドイツでビール醸造の修行を終えたあと、サッポロビールの前身となる開拓史麦酒醸造所に主任技師として入所します。そして、その醸造所を受け継いだ、サッポロビールの育ての親とも言える大倉喜八郎も新潟県の出身でした。2012年に発売された初代ビールの宣伝文から名づけられた「風味爽快ニシテ」は、県内ではお馴染みのビールとして愛されています。

新潟ショコラ


「新潟ショコラ」は、「新潟の味」にこだわってお菓子を作っている「きくや」から発売されている、お土産としても人気の高いガトーショコラです。特殊な製法により、3層にソースをしっかりと染みわたらせてしっとりと焼き上げられています。

開港150周年を記念して、「新潟ショコラ」に「いちご味」が加わりました。いちごは新潟県産にこだわり、「越後姫」という品種を使用。パッケージもガトーショコラも淡いピンク色の、かわいらしい見た目の商品です。パッケージには、古町芸妓や、新潟市のランドマークでもある万代橋のイラストが描かれています。

「オリジナルフレーム切手」と2種類の「絵入りはがき」


新潟県内の郵便局では、「オリジナルフレーム切手」と「絵入りはがき」が発売されています。開港150周年のロゴマークや古町芸妓、みなとまちとしての新潟の風景がデザインされています。

「オリジナルフレーム切手」には、青い空に青い海が印象的な水の都としての新潟の姿や、信濃川が日本海と合流する直前にかかっている万代橋、夕焼けの様子などが収められています。「絵入りはがき」にはデイタイムバージョンとナイトバージョンがあり、雰囲気ががらっと変わっているので、2枚ともぜひチェックしてみてください。

おわりに


新潟県の開港150周年を記念して作られた限定商品をご紹介しました。こちらは新潟に足を運ばないと手に入れられないものばかり。貿易が栄え、それにともなって華やかな街並みが広がっていった新潟のみなとまちとしての姿をぜひ、一目見に行ってみてください。
情報提供元: 旅色プラス