はじめに


電子雑誌「月刊旅色 6月号」(5月25日公開)の表紙・巻頭は、米倉涼子さん。ことし新たなスタートを切った米倉さんと“NEW NOSTALGIA”をテーマに、歴史や文化を継承しながら「あたらしい東京」を担っていくスポットやエリアを巡りました。中村和孝さんの撮影による、スタイリッシュに東京を闊歩する米倉さんの写真を見ると、当たり前のように街を歩ける日々が本当に早く戻ってきて欲しいと思います。※撮影は緊急事態宣言前に行われました。

Text:旅色編集部

特集「TOKYO NEW NOSTALGIA あたらしい、東京へ。」


月刊旅色が今回、創刊13年目にして初めて東京をフィーチャーしました。こんなときだからこそ、日本の中心地である東京のポテンシャルを感じて未来を想うきっかけにしてほしいという気持ちを込めました。大人の女性がドレスアップして歩くのにふさわしいエリアやスポットで、米倉涼子さんとともに移り変わる東京をたどります。

銀座ではぶらっと街歩き。伝統と最先端が共存する銀座の空気を感じるだけでも、楽しいもの。秋までしか見れないソニービル跡の「Ginza Sony Park」などをめぐりました。米倉さんも「銀座にはよくショッピングに行きましたね。みゆき通りも好きだったな」と懐かしそうでした。

名建築に美食……自然豊かで厳かな空気感にあふれた「国際文化会館」


六本木にある国際文化会館は、前川國男氏ら日本建築界の3巨匠が共同設計した旧館がとくに見もの。設計は当初コンペだったものの、建築家たちが争いを嫌って共同設計するに至ったそうで、1976年に前川國男氏によって改修されたものの、いまも往時の風格を残しています。また、京都の名造園家の手による四季の彩りが美しい日本庭園も美しく、その庭園に面したレストラン「SAKURA」は春には満開の桜の下で、旬の食材を取り入れたフレンチが堪能できます。

庭園越しに見る六本木ヒルズはまさに今回のテーマであるNEW NOSTARGIAにぴったりな景色でした。


プリフィックスランチ3,300円(アペタイザー、メイン、デザート)。プラス550円で、メインを殻付きオマール海老のポワレにすることも。

東京のシンボル「東京タワー」の威容をいまこそ眺めたい


王道の東京名所として、今も昔も一番に名前があがるであろう「東京タワー」。高さ150mのメインデッキ、250mのトップデッキと2か所の展望フロアは近年リニューアルされ、スタイリッシュで洗練された空間に生まれ変わりました。オレンジ色の鉄骨を間近で見上げると、あらためてその威容に身震いする思いです。

そして、訪れる人の多くの悩みが東京タワー全景と一緒に写真を撮りたいと思ってもなかなか撮れないことなのでは!? 月刊旅色の特集ではおすすめの撮影場所を紹介しています。

オフィス街に誕生した日本旅館「星のや東京」でくつろぐ


オフィス街の中心・大手町にある「星のや東京」。エントランスを入ると吹き抜けが高く広がり、竹と栗の木でできた下駄箱のすき間から外の光が差し込んで、外の喧騒がまるでうそのようです。はだしで過ごせる畳敷きの空間、和の意匠を大切にした客室、地下1500mから湧き出た、琥珀色の温泉など日本旅館らしさと、各階の宿泊者が自由にお茶やお菓子が楽しめるお茶の間ラウンジなどのホテルサービスが融合した、極上のステイを楽しめます。

米倉さんも、海外のお友達に「星のや東京がよかった」と聞いてから気になっていたそうで、「来られてよかったな。都内なのに本当に異空間で、旅をしたって気分になれる場所ですね」と話していました。

スペシャルムービーも公開中


米倉涼子さんが、東京の街歩きを楽しんだショートムービーも公開中です。

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おわりに


米倉涼子さんが巡った東京の旅の全容は、月刊旅色6月号で掲載しています。ほかにも月刊旅色6月号では、写真家・浅田政志さんの連載「宿旅」やロマンあふれるストーリーを通して温泉を紹介する「今月のロマン秘湯」など、気軽にお出かけできない時期だからこそ、楽しい旅時間に思いを馳せられるコンテンツを揃えています。

ぜひご覧ください!
情報提供元: 旅色プラス