米フロリダ州コーラルゲーブルズ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 米国連邦航空局(FAA)は、燃料タンク可燃性低減(FTFR)規定に則り、AerSale®に対してAerSafe™をボーイング767シリーズ航空機(ST03599NY)に設置するための追加型式設計承認(STC)を認可しました。新しいSTCはAerSaleが2016年にFAAより認可されたボーイング737クラシック・シリーズ(ST03589NY)およびボーイング737
NGシリーズ(ST02980NY)向けSTCに続くものです。



AerSaleのBasil
Barimo最高執行責任者(COO)は、次のように述べています。「AerSafeは設置が容易で、故障する部品がなく、窒素不活性化システムに比べて安価な素晴らしいソリューションです。こうしたメリットに加えて設置が6日間で済むことを考えると、AerSafeが明らかに有利な選択肢であるとお分かりいただけるでしょう。現時点で窒素不活性化システムを注文していない航空会社と事業者は、納品まで1年間待つ可能性があります。また、窒素不活性化システムは多額の維持費がかかります。航空機の改装を待つ間の利益損失を考え合わせれば、AerSafeシステムの導入により得られる利益は何倍にもなります。」



ボーイング767、737
NG、737クラシック・シリーズの中央燃料タンク内の空洞を満たす耐性を持たせるための試験を重ねた末に厳格な仕様に基づいて開発されたAerSafeは、燃料気化ガスを発火させる危険を持つ酸素の量を抑え、爆発を引き起こす火花の発生を防ぎます。AerSafeは世界のどの格納庫でも設置できる完全なプレファブ・キットです。一度設置したら、メンテナンスも高価な交換用部品も必要としません。現在、すぐに設置できるAerSafeキットの数量は限られています。大口注文に関しては、AerSafe納品までのリードタイムは現在60日です。これに対し、窒素不活性化システムのリードタイムは1年間です。



米国連邦航空局はニューヨーク沖で発生したトランスワールド航空800便墜落事故の後、FTFR規定を導入しました。米国連邦捜査局は、この事故はボーイング747型機の中央燃料タンク内で気化した燃料に火花が引火して爆発した結果起きたことを明らかにしました。FTFR規定は航空機の最も危険な部分である燃料タンクの発火源と可燃性物質への曝露の低減を求めるものです。米国連邦航空局は2つの選択肢を提示しています。1つは窒素不活性化システムのような可燃性低減手段、もう1つがAerSafeのような点火緩和手段です。米国内を飛行するか米国に着陸する可燃性の高い燃料タンクを搭載した旅客航空機すべてに、これらのシステムの設置が義務づけられています。



AerSaleについて



世界的な航空リーダーのAerSaleは、中古航空機、エンジン、部品の販売、リース、交換のほか、商用航空機と部品のために広範な保守・修理・整備(MRO)サービスを提供しています。AerSaleは、耐用年数を経た航空機やエンジンの所有者に、資産管理サービスも提供しています。フロリダ州コーラルゲーブルズに本社を置くAerSaleは、米国・欧州・アジアで営業所と業務を維持しています。



詳細については、当社のウェブサイト(www.aersale.com)をご覧になるか、電話(305-764-3200)または電子メール(media.relations@aersale.com)でAerSale
Media Relationsまでお問い合わせください。



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AerSale
Lyndelle Nieuwkerk, 305-764-3200
media.relations@aersale.com

情報提供元: ビジネスワイヤ