一定ルールの下に民泊を解禁する住宅宿泊事業法が6月15日に施行されることを受けて、住宅宿泊事業法の届出番号の入力を民泊ホストに促す動きが加速している。


民泊仲介サイトのAirbnb(エアービーアンドビー)は、住宅宿泊事業法の法令遵守方針を発表するとともに、既存ホストに対して6月14日までに届出番号の入力を求めている。


Airbnb以外にもエクスペディア傘下のHomeAway(ホームアウェイ)や、中国大手民泊仲介サイトの自在客(ジザイケ)も届出番号の入力フォームを開設し民泊ホストへ登録を促している。


HomeAwayは、住宅宿泊仲介業者の登録が完了したことを公表するとともに届出番号の入力フォームを公開し、リスティングの詳細ページから住宅宿泊事業法や旅館業法などの法的根拠を入力できるようした。


HomeAway ブログより


 


自在客も届出番号の入力をホストに促進


中国の民泊仲介サイトである自在客は、日本法律に遵守し、観光庁に住宅宿泊仲介業者として登録することを明らかにするとともに、6月15日まで届出番号を記入しなかった場合、リスティングを非公開にすることを発表している。


自在客もHomeAway同様に、リスティングページに新設された「届出番号」に番号を入力することで、非公開を回避することができる。


自在客管理画面より


情報提供元: Airstair
記事名:「 民泊仲介サイトのHomeAwayや自在客、住宅宿泊事業法の届出番号入力フォームを公開