マツダは5月28日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を目的とする「知的財産に関する新型コロナウイルス感染症対策支援宣言」に参画したことを発表した。

新型コロナ感染症の蔓延終結を目的とした行為なら、所有する特許権や実用新案権などの権利を行使しない

 マツダは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、日々、最前線で尽力されている医療関係・地域の方々などへの支援活動を進めている。医療現場への支援としてこれまでに、備蓄しているマスクや医療用防護服の代替品となるレインコートを提供するとともに、広島県や地元の企業と連携して、フェイスシールドを供給。今回の宣言についても、業界の垣根を越えた取り組みとして、目的や趣旨に賛同し、このたび、参画することを決定した。




 この宣言は、新型コロナウイルス感染症の蔓延を防ぐ治療薬・ワクチン・医療機器・感染防止製品などの開発・製造・提供を迅速に行うために、参画する企業や研究機関などが、一定期間、蔓延終結を目的とした行為に対しての特許権、実用新案権、意匠権、著作権といった知的財産権を行使しないことを表明するもの。




 今後もマツダは、医療関係の方々などへの支援活動にとどまらず、地域社会や地元の取引先などへの取り組みを継続して実施し、感染拡大防止に努めていく構えだ。



情報提供元: MotorFan
記事名:「 マツダが「知的財産に関する新型コロナウイルス感染症対策支援宣言」に参画