ミャンマーにおけるスズキの歴史は古く、1998年に設立した合弁会社で翌1999年より二・四輪車の現地生産をはじめたことを皮切りに、現在ではふたつの工場でキャリイ、シアズ、エルティガ(写真)、スイフトの4機種を生産。2019年の生産台数は1万3300台(前年比125%)、販売台数は1万3206台(前年比128%)で新車販売のシェアは60.3%にのぼっている。
スズキは新工場を建設することにより、引き続き拡大が見込まれるミャンマー市場の需要に応えていく方針だ。
●「スズキティワラモーター社」概要
・社名:Suzuki Thilawa Motor Co.,Ltd.
・本社所在地:ヤンゴン市 ティラワ工業団地内
・工場敷地面積:約200千㎡
・建屋面積(現工場/新工場):約4千㎡/約42千㎡
・新工場投資額:120億円
・代表者:浅野圭一
・資本金:3500万米ドル(スズキ出資比率100%)
・従業員数:224名(2020年2月時点)