“あおり運転対策”に効果的なドライブレコーダーを紹介。今回はフロントガラスに装着した本体カメラで車両前方を、リアガラスに装着したリアカメラで車両後方を撮影できる「2カメラ型 後方撮影タイプ」3選だ。


※実勢価格は本サイト調べ。2019年11月28日現在




REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)

“あおり運転対策”にベストなドラレコを選ぶ #1“あおり運転対策”にベストなドラレコを選ぶ #2

カロッツェリア VREC-DZ700DLC……オープン価格(実勢価格:3万8000円前後)

 シリーズ最上級モデル。フロントガラスに直付けするスリムな本体にコンパクトなリアカメラを組み合わせた2ピース構成。




 本体内蔵カメラ、リアカメラのどちらにもSTARVIS技術を搭載した200万画素CMOSセンサーを採用。これによって実現したナイトサイト機能は従来の100分の1以下の光量でも撮影ができる驚くべき高感度性能を持つ。




 しかもレンズを室内向けに回転させて駐車監視機能をONにすれば車上荒らし対策が可能。24時間365日の動作ができ、もちろん高感度性能も威力を発揮。




 Wi-Fi機能を備え、専用アプリをインストールしたスマホで操作が可能。各種設定が行えるほか、記録中の映像確認やSDメモリーカードに収録している記録映像をダウンロードすることができる。




問い合わせ:パイオニア


電話:0120-944-111

■カロッツェリア公式サイト

ケンウッド DRV-MR745……オープン価格(実勢価格:3万2000円前後)

 11月中旬に発売されたばかりの最新機種で、2.7型ディスプレイを搭載した本体に小型のリアカメラをパッケージしている。人気モデル「DRV-MR740」の上級となり、撮影性能を大幅に強化。




 リアカメラには新開発の「スモーク シースルー機能」が搭載されており、プライバシーガラスを装着していたり、スモークフィルムを貼っている車種でも車両後方を鮮明に撮影することが可能だ。




 また、フロントカメラは撮影画角を水平122°/垂直63°/対角150°として広範囲をカバー。横方向から飛び出してくる歩行者や自転車、隣り車線から割り込んでくる車両などの姿も捉えられる。夜間にも強いF1.8の明るいレンズはフロントカメラ、リアカメラのどちらにも採用し、明暗差を補正するHDR機能も搭載。このほか充実の運転支援機能も備える。




問い合わせ:JVCケンウッド


電話:0120-2727-87

■ケンウッド公式サイト

ユピテルDRY-TW7500d……オープン価格(実勢価格:2万5000円前後)

 コンパクトな本体にスタイリッシュなブラケット一体型のリアカメラをセット。付属のケーブルは9mの長さを持つロングタイプで、ミニバンやSUVなどボディサイズが大きいクルマにも対応する。




 フロントカメラは200万画素CMOSセンサーを搭載し、フルHD画質で映像を記録。明暗差を補正するHDR機能も備えている。リアカメラは100万画素CMOSセンサーを搭載し、HD画質での映像記録が可能だ。リアカメラのスペックがフロントカメラよりもワンランク落とされているのはコストを下げるためで、実勢で2万円台中盤と2カメラモデルとしては手が届きやすい価格を実現している。




 別売の駐車記録用オプション(マルチバッテリー、電圧監視機能付き電源ユニットなど)を接続すれば、駐車中に衝撃を検知して自動的に録画が行える。




問い合わせ:ユピテル


電話:0120-998-036

■ユピテル公式サイト
情報提供元: MotorFan
記事名:「 【前後2カメラ型】“あおり運転対策”にベストなドラレコを選ぶ #3 【CAR MONO図鑑】