英国のプレミアムブランド、アストンマーティンからDBXがデビューした。106年に及ぶ同社の歴史の中でもSUVがラインナップに加わるのは初めてのことだ。

 アストンマーティンは、初のSUVとなる「DBX」を東京で発表した。本格的なSUVの実用性とスポーツカーに並ぶ高性能とアストンマーティンならではのラグジュアリー性能をすべて満たすSUVの誕生である。




 アストンマーティンのスポーツカーと同じデザイン・エレメントによってデザインされたボディは、全長5039mm、全幅1980mmという大柄なサイズながら全高は1680mmに抑えられており、クーペのような流麗なシルエットを持つ。グリルやヘッドライト、またヴァンテージにも似たテールライトなど、どこから見てもアストンマーティンとして仕上げられている。

 新設計のシャシーはアルミ製で、重量は2245kg。エンジンはメルセデスAMGの手によるV8ツインターボで、最高出力は550ps、最大トルクは700Nmを発揮。9速ATを介して最高速度は291km/h、0→100km/h加速は4.5秒という速さを誇る。駆動はもちろんAWDで、前0:後100から前47:後53までの範囲で駆動力は可変する。アダプティブ・トリプルチャンバー・エアサスペンションは、テレインモードでは車高を45mm上昇させ、スポーツモードでは15mm車高を下げる。またアクセスモードでは50mm下降させることも可能だ。




 SUVとしての走破性能も高められており、最大登坂角は31度、アプローチアングルは最大26度、ランプブレークオーバーアングル最大19度、デパーチャーアングル最大27度、最大渡河水深500mmなど、本格的なオフロード性能を備える。

 インテリアはアストンマーティンらしい豪華さで、Bridge of Weir製の上質な本革やウッドを多用しており、DBSなどと同様のラグジュアリーな空間となっている。クーペスタイルだが居住性も優れており、後席の座面から天井までは1016mmを確保。ラゲッジスペースもボードまでで491ℓ、ボード上まで含めると637ℓ、また床下にも81ℓのスペースを備えている。




 群雄割拠のプレミアムSUV市場だが、ブランド力を含めてDBXの魅力は相当に高い。すでにかなりのオーダーを受けているということも、それを証明しているだろう。価格は2299万5000円で、納車は2020年の第二四半期から開始されるという。



SPECIFICATIONS


アストンマーティンDBX


■ ボディサイズ:全長5039×全幅1998×全高1680mm ホイールベース:3060mm ■車両重量:2245kg ■エンジン:V型8気筒DOHCツインターボ 総排気量:3982cc 最高出力:405kW(550ps)/6500rpm 最大トルク:700Nm(71.4kgm)/ 2200-5000rpm ■トランスミッション:9速AT ■駆動方式:AWD ■サスペンション形式:Fダブルウイッシュボーン Rマルチリンク ■ブレーキ:F&Rベンチレーテッドディスク ■タイヤサイズ:F285/40YR22 R325/35YR22  ■0-100km/h加速:4.5秒 ■最高速度:291km/h ■価格:2299万5000円



情報提供元: MotorFan
記事名:「 スポーティで美しいスタイリング、実用性も忘れていない……。【新型アストンマーティンDBX】