本生産モデルの特徴としてステアリングやブレーキ機能における複数のバックアップシステムとバッテリーのバックアップ電力が挙げられる。例えば万が一いずれかのシステムが機能しなかった場合、即座にバックアップシステムが起動して車両を停止させるように設計されている。
今回開発されたUberの自動運転システムは、いずれはミッション・スペシャリスト(特別な訓練を受けたUberのスタッフ)による操作や監督が必要なくなり、自動運転車による自動配車システムが提供できるようになるという。 ボルボ・カーズ代表取締役社長兼CEOのホーカン・サムエルソン氏は「自動運転技術によって、ボルボの基本である安全性をさらに向上させることができると信じています。今後5年以内には、ボルボが販売する全ての車のうち三分の一を完全自動運転車になると予想しています。Uberとの契約は、配車サービスで世界をリードする企業に対する最適なサプライヤーになる、というボルボの意欲的な姿勢を示しています」と語っている。