ネクスティ エレクトロニクスは、豊田通商グループのエレクトロニクス事業の中核企業として、車載ソフトウェア事業においては、2004年に本格参入した。社内のソフトエンジニアに加え、自社の子会社や固有技術や量産技術を持つ100社を超える国内外のパートナー会社と協働できる体制を整えている。このような事業環境を礎に、先端技術が求められる開発から量産・検証まで顧客の多種多様なニーズに即した提案が可能だ。
また、オフショアでの大規模ソフトウェア開発を通じ、プロジェクトマネジメント力の強化や深く広い顧客ネットワークを構築してきた。
ETASは、組込みシステムの制御分野において、車載制御開発支援を主軸として、ソフトウェアの開発からテスト・機能評価、計測・適合まで、ECUソフトウェアの開発工程全般に対応するモデルベース開発(MBD)のソリューションを提供している。開発規模の増大と複雑化に直面する自動車業界では、ソフトウェア開発作業の効率化や自動車全体の開発効率化という課題が存在するが、これらの課題解決にETASが提供するMBDツール群やエンジニアリングサービス、コンサルティングといったサポート力が貢献している。
本提携を通じ、ネクスティ エレクトロニクスは、ETASのMBDツール群やサービスを幅広い顧客へ提供し、 シミュレーション環境の構築/運用でのサービス拡大・価値向上を推進していく。多様な顧客のニーズに応えるべくエンジニアリングサービスをより一層強化していく。