『ロイヤル』と『アスリート』の区別がなくなってしまった、


クラウンとしては15代目にあたる現行220系。


「それじゃクラウンっぽくない!」なんて声も聞こえてきそうだけど、


伝統のロイヤルに対して、スポーティなアスリートはいつ出てきたのか?


カタログモデルとしては8代目130系。が、実はその前に存在してたのだ。

120系アスリートは前期型、後期型ともにラインアップ。前期型は2ℓ直6DOHCの1G-GEU型を、後期型はそのスーパーチャージャー仕様1G-GZEU型を搭載する。
ダッシュボードのデザインもブルー基調の内装色も80年代感満点。後期型アスリートは4速ATのみだけど、前期型には5速MTも用意されていた。


天下の変態グルマ雑誌、『ManiaxCars』で取材した、


貴重な120系クラウンの初代アスリートを先出し!




それも前期型5速MT仕様という、激レアモデルだ。




のちにロイヤル系を上回るほどの人気モデルとなるアスリートだけど、


その発端は30数年前に登場したこの特別仕様車にあるわけで、


いま実際に触れて、試乗してみると、なかなか感慨深いもんがある。



装着するだけでスポーティに見えるフロントリップスポイラー。必要以上に飾り立てないのが大人だ。
左右フロントフェンダーに装着されたエンブレム。トランクリッド左端にも同様のエンブレムを確認できる。


デビューから30数年が経ったいま、その走りはどうなのか?




当時は最先端だった24バルブDOHCの1G-GEUを搭載し、


クラウンなのに、それを5速MTで楽しめてしまうという贅沢(笑)。




足回りだって、専用セッティングが施されたスポーティサスだ。




試乗インプレは、そのうちManiaxCarsでやるんで、お楽しみに!

情報提供元: MotorFan
記事名:「 “アスリート”の名を冠した初めてのクラウン