ZFとバスメーカーのニュー・フライヤー・オブ・アメリカ社は、20年以上にわたりパワフルで効率の高いバスを製造するために協力してきた。今回、米国で新規受注に至った成果は、エレクトロモビリティの時代において、両社のコラボレーションによるメリットが評価された事を示している。2020 年までに「Xcelsior CHARGE」シリーズの合計100 台のバスが、米国の複数の公共交通機関に納入される予定。納入先には、ロサンゼルス郡都市圏交通局、シアトルのキング郡メトロトランジット、ボストンのマサチューセッツ湾輸送機関、ミネアポリスのメトロトランジットが含まれている。
AxTrax AVE は、2012 年に発売されて以来、世界中で採用されている。電動ドライブアクスルは、燃料電池、またはバッテリーからの電力で駆動できるだけでなく、両者を組み合わせたハイブリッド構成も可能だ。フラットなデザインのため、完成車メーカーはインテリアの設計に大きな自由度が得られる。また、ZF はシステムサプライヤーとして適切なハードウェアとソフトウェアを提供することで、駆動系システムのパフォーマンス、効率、およびサービスライフサイクルを最適化することができる。