■M5Mt TCe200


シリンダー配列 直列4気筒


排気量 1618cc


内径×行程 79.7mm×81.1mm


圧縮比 10.0


最高出力 147/6000


最大トルク 260/2500


給気方式 ターボチャージャー


カム配置 DOHC


ブロック材 アルミ合金


吸気弁/排気弁数 2/2


バルブ駆動方式 ロッカーアーム


燃料噴射方式 DI


VVT/VVL In/×

 2013年に登場したルノー・クリオR.S.200をはじめとする1.6ℓターボエンジン・M5Mtシリーズは、アライアンスを組む日産のMR16DDT型エンジンを大幅にアップグレードさせたユニットである。直噴、DLCコーティングのカムフォロワー、ブレーキ回生システム、フリクションの低減、吸排気VVTの採用とさまざまなテクノジーが盛り込まれている。燃料噴射圧は15MPa。さらにルノー・スポールが手を入れたこのTCe200がクリオR.S.に搭載される際は、EDC(Efficient Dual Clutch)と名付けられたゲトラグ製の6速デュアルクラッチトランスミッションと組み合わされる。EDCの開発もルノー・スポールが担当。また、パドルシフトでギヤチェンジを行なうことが可能だ(パドルシフトの採用はルノー市販車初だった)。

MR16DDT

情報提供元: MotorFan
記事名:「 ルノー・スポールが手を加えるとどうなるか──RENAULT M5Mt