イギリスのマクラーレン・オートモーティブは3月30日、「スポーツ・シリーズ」のオープンモデル「570Sスパイダー」に、クーペモデル「570Sクーペ」の10%以上に装着されている、サーキットでの使用を想定したパッケージオプション「トラックパック」を追加した。

マクラーレン570Sスパイダートラックパック

エクステリアには、ダークパラディウムルーフを採用するとともに、ピレリPゼロコルサに10本スポークの超軽量鍛造アルミホイールを組み合わせることで、標準仕様のホイールに対し合計15kg削減。さらに、ステルスエキゾースト仕上げのスポーツエキゾーストを装着し、さらなる軽量化とともにエキゾーストサウンドをより大きなものとしている。

CFRP製レースシート

コックピットは、アルカンターラとナッパレザーを使用した6種類のスポーツ仕様「By McLaren」デザイナーズインテリアから1つを選ぶことが可能。標準仕様のスポーツシートより13kg軽いCFRP製レースシート、カーボンブラックのアルカンターラステアリングホイールが装着される。

アルカンターラとCFRPを使用したステアリングホイール

さらに、ドアのインサートやトンネルサイド、延長したギアシフトパドル、ステアリングホイールのスポーク、ドアと中央下部のコンソールにあるスイッチパック、マクラーレンIRISインフォテインメント周辺をCFRP製にアップグレード。

マクラーレン・トラック・テレメトリー(MTT)

そして、ラップタイムや区間ごとのスプリットタイムが把握できるだけでなく、 速度とタイム差を視覚的にプロットしながら、ドライブ後の分析やデータロギングも行える「マクラーレン・トラック・テレメトリー(MTT)」が装着される。




これらの結果、標準仕様に対し車重が33kg軽量化される。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 マクラーレン570Sスパイダーにも「トラックパック」が装着できるように!