東武鉄道は、12月2日に埼玉県久喜市の南栗橋車両管区において「2018東武ファンフェスタ」を開催した。



車両展示会は500系、70000系、60000系、20400型、350型、200型、100型が並べられた。



当日は館林発南栗橋車両管区まで直行する臨時列車ツアー「500系リバティ 2018年鉄道友の会ローレル賞受賞記念 東武ファンフェスタ2018 臨時電車ツアー」として500系を運転、車内アナウンスを担当した女子鉄アナウンサー久野知美さん。



東武鬼怒川線下今市~鬼怒川温泉間で活躍するSL大樹のけん引機関車C11形207号機がSL検修庫で定期検査中で入場中により事前応募制による「SL検修庫見学」を開催した。





C11形207号機号機は1941年12月26日に日立製作所笠戸工場にて製造、現役期間中は一貫して北海道で使用されていた車両。2000年からJR北海道が動態保存機として使用を開始、東武鉄道で2017年8月10日より「SL大樹」として東武鬼怒川線下今市~鬼怒川温泉間12.4キロで活躍する蒸気機関車である。



SL検修庫には11月14日に搬入したC11形復元予定機を初めての一般公開が行われた。



日本鉄道保存協会が静態保存していたC11形蒸気機関車を東武博物館が譲り受け、動態保存を目的として復元する。



東武鉄道最大の車両工場では車体下し、車体移動を見学することができた。



工場内に台鉄自強号「普悠瑪(ぷゆま)」 カラーで運転していた200型208編成が入場中。



会場内に休憩用車両として用意された8000系81111編成セイジクリーム復元塗装車両。



埼玉県立春日部工業高等学校機械科によるミニリバティ体験乗車。



事前応募制によるイベント「車両洗浄線乗車体験」が行われた。



会場では相互乗り入れ・直通運転をする他社車両も見ることができた。




運転台見学、休憩用車両として用意された8000系8568編成(昭和30年代試験塗装)の前で親子制服着用体験が行われた。

今回で14日目の開催となるイベントは普段見ることができない車両管区で車両撮影会に体験や見学ができるとあり今回も多くの人が訪れていた。



情報提供元: Ex-Train