東武鉄道は、日比谷線直通車両の20000系車両をベースに内外装のリニューアル、一部機器の更新・新設を実施したリニューアル車両20400型を報道陣に公開した。

エクステリアはSL大樹のイメージカラーである濃紺色のラインに黄色を配し、コントラストを持たせた印象深いデザインとしている。









20000系ベースの20400型は4両編成2M2Tのオールステンレス構造。

1号車は24422、2号車は23422、3号車は22422、4号車は21422でパンタグラフはシングルアーム式PT-7112-Aを3号車に2基設置。



ドア横に黄色のラインを配することでドア位置の視認性にも考慮している。



インテリアは最新の新造車両である70000系のデザインをベースにシンプルで明るい室内を実現している。



設備はLCD車内表示器を設置して自動案内放送を実施する。







各扉は個別ドア開閉ボタン、車外ドア閉ボタンを設置した。



編成あたり2ヵ所のフリースペースを設置、車いす、ベビーカー利用が快適に利用できる構造としている。





乗務員設備はワンマン化を対応するとともに運転台デスクを更新し、L型ワンハンドルマスコンに変更、新型モニタ装置(Synaptra)の設備をしている。



20400型は南栗橋以北および宇都宮線に9月から営業運転開始を予定している。



情報提供元: Ex-Train