東京急行電鉄は、今春に導入する田園都市線新型車両2020系・大井町線新型車両6020系を報道陣に公開した。



2020系は田園都市線新型車両として2020年の東京オリンピック、さらに2022年の創業100周年に向けて沿線の街や駅と調和する車両にすることを目的に導入するもので今春に10両編成×3編成の30両、以降も順次導入を予定している。

エクステリアはデザインコンセプトカラー「INCUBATION WHITE」を使用し、車両の先頭形状は丸みを帯びたやわらかみの顔をイメージしている。



車内は空気清浄機を初めて設置、座席はハイバック仕様を採用することによって車内の快適性向上を図る。

デジタルサイネージをドア上と連結部、さらに座席上に3連で配置し、多言語案内の充実化を図るとともにニュースや天気予報など充実した情報サービスを提供する。荷棚の高さを低い位置へ変更し、積み下ろしをしやすい形状に変更した。フリースペースを全車両に設置し、車椅子やベビーカー利用者に配慮した。



6020系は大井町線の都心方面へ増強を目的に急行列車を6両編成から7両編成に順次変更し、急行列車用として7両編成×2編成の14両導入を予定している。



車内は田園都市線2020系同様であるが2020系はデジタルサイネージをドア上と連結部、さらに座席上に3連で配置しているが6020系は座席上の3連は配置していない。



低騒音型の主電動機や駆動装置を採用し、沿線環境および車内空間の騒音を低減する。



情報提供元: Ex-Train