人気のS-GLグレードをベースにワンランク上の質感を実現


HIACE S-GL “50TH ANNIVERSARY LIMITED” “DARK PRIME




通常はメーカーオプションの装備が最初から付いていて、さらに専用カラーや専用素材が使われている特別仕様車。

標準モデルから車両価格が約25万円アップしているが、果たしてその価値はあるのか?

そして、ダークプライムⅡと50周年仕様、どちらを選べばいいのか?

特別仕様車の装備を確認してチェックしていこう


従来のダークプライムからさらに進化




いままでも人気グレードだったダークプライム。

各部の専用カラーはそのまま継承し、グレーだったメインの内装色が、ダクプラⅡではブラック仕様に。これだけでも価値アリ!


専用カラーを標準化した1年間限定販売の50周年仕様はプレミア感も!




ダークプライムⅡとの共通点も多いが、50周年ロゴや違う色味を標準化するなど、より特別感が強い。

なにより1年間限定販売というプレミア感はハイエースファンにとって見逃せないポイント。


1967年10月に誕生したハイエースは、現200系で通算5世代、51年の歴史を誇る。ハイエースを越えるのはランクル、クラウンのみと、名実ともに日本を代表する長寿車であることは疑いの余地なしだ。


そんなハイエース50年を記念した「50TH ANNIVERSARY LIMITED」と、全身の質感を挙げた特別仕様車「ダークプライムⅡ」(ダクプラ)は、買い得感の高い装備を満載した注目車。ベースとなるスーパーGLとの違いは数多く、それは内外装多岐に渡る。


両特別仕様車の特徴は、色柄の違いはあるものの共通箇所が多く、特別装備は平均で約20を数える。

目に付く箇所だけを挙げれば、例えばボディに専用色(または50周年限定色)を用意したほか、メッキの色調を50周年車は“漆黒系”、ダクプラは“ダーク系”に変更。内装では、50周年は“ダークブラウン+茶木目+ダークシルバー”、ダクプラは“ダークグレー+黒木目+ダークシルバー”と、配色も独自だ。見過ごせないのは天井まわりで、ベースが質素なグレー系に対し、両車はともに天井からピラーなどを黒で統一。ミニバン界でも定番化しつつある、カスタム好きから人気のブラックインテリアが標準なのだ。

違いは、あると便利、かつ安心な実用装備にも。スーパーGLではオプションとなる助手席エアバッグやフォースリミッターシートベルト、LEDヘッドライトなどがもれなく標準化。50周年車に限って、さらに両側パワースライドまでも付く。


50周年車で比較すると、スーパーGLに用意があるパーツだけを単純にオプション追加するだけで20万弱必要。つまり、(標準との価格差が約25万のため)わずか5万円たらずで、そのほか内外装の違いもゲットできる計算。これは相当オイシイ! 人気を呼ぶのも頷ける。ちなみに対象は、スーパーGLにある標準、ワイド、2&4WD、ガソリン、ディーゼルのすべて。グレードの選択肢もかなり多いのだ。


4型後期なのでTSSが標準装備




4型後期最大の特徴であるトヨタセーフティセンス(TSS)も、両特別仕様車ともに標準装備される。機能はすべて標準車と同じ。特別といってもクルコンは装備されないので注意したい。

注文時にTSSをはずせば、車両本体価格7万円減でゲットすることができる。


メーカーオプションだけどこの装備も選んでおきたい!!




特別仕様といえど、すべて装備されているわけではなく、一部はオプションだ。その代表的なものが、小型バックモニターを内蔵する自動防眩式のルームミラー(写真/3万4000円)。

ドアミラーのヒーター機能や、AC100Vコンセントといった実用系も別売り。


ひと目でわかる特別仕様車の専用装備























































































































































S-GL “50TH ANNIVERSARY LIMITED”S-GL “DARK PRIME Ⅱ”S-GL
車両価格の目安 VAN/2WD/2.0Lガソリン/標準ボディ300万円290万7000円275万4000円
フルホイールキャップ (スチールホイール用ハイグレードタイプ)標準装備 高輝度塗装仕様標準装備標準装備
SRSエアバッグ+プリテンショナー&フォースリミッター機構付シートベルト(助手席)標準装備標準装備メーカーオプション(1万5000円)
シートベルト非着用ウォーニング+リマインダー(助手席)標準装備標準装備メーカーオプション
プライバシーガラス リアサイド標準装備メーカーオプション(ー1万2000円)メーカーオプション(-1万2000円)
メッキフロントグリル漆黒メッキ(ロア)ダークメッキ標準メッキ
50TH ANNIVERSARYバックドアエンブレム標準装備設定なし設定なし
LEDヘッドランプ(ロービーム)[オートレベリング機能付]標準装備標準装備 クリアスモーク仕様メーカーオプション(6万円)
フロントフォグランプ標準装備 高輝度塗装ベゼル仕様標準装備標準装備
スマートエントリー&スタートシステム(スマートキー×2)標準装備 50TH ANNIVERSARYエンブレム付標準装備メーカーオプション(2万9000円)
デュアルパワースライドドア(挟み込み防止機能付)標準装備メーカーオプション(8万8000円)メーカーオプション(8万8000円)
4本スポークステアリングホイール標準装備 本革巻き+茶木目マホガニー調標準装備 本革巻き+黒木目マホガニー調標準装備
ステアリングスイッチ(オーディオ)ダークシルバー仕様ダークシルバー仕様メーカーオプション(2000円)
ステアリングスイッチベゼルダークシルバー仕様ダークシルバー仕様シルバー塗装
シフトノブ本革+茶木目マホガニー調本革+黒木目マホガニー調標準装備
シフトベゼルダークシルバー仕様ダークシルバー仕様アルミ調塗装
シート表皮ダークブラウン(トリコット+合成皮革&ダブルステッチ)ダークグレー(トリコット+合成皮革&ダブルステッチ)ダークグレー(トリコット)
インストルメントパネルアッパー部茶木目マホガニー調黒木目マホガニー調シルバーメタリック
スライドドアスカッフプレート車名ロゴ&イルミネーション付車名ロゴ&イルミネーション付標準装備
ドアトリム フロントドア(成形)合成皮革合成皮革表皮巻き
パワーウインドウスイッチベース茶木目マホガニー調黒木目マホガニー調標準装備
ルーフ&ピラー&セパレーターバーブラックブラックグレー
フロントオートエアコン+プッシュ式コントロールパネルダークシルバー仕様ダークシルバー仕様シルバー塗装


情報提供元: ドレナビ
記事名:「 2018年8月デビュー!! 1年間限定! トヨタ・200系ハイエース、話題の特別仕様車をチェック