ドイツ連邦陸運局(KBA)が3月2日発表した2018年2月の国内乗用車新車登録は、26万1,749台となり、前年同月に比べ7.4%増加した。1~2月の累計は前年同期比9.5%増の53万1,178台だった。



2月の新車登録のうち、法人は全体の63.1%(前年同月比:0.8%増)を占めた。個人は前年同月に比べ21.3%の増加だった。



ブランド別では、ドイツ勢は、アウディ(3.6%減)とBMW(0.7%減)が前年同月に比べ減少したが、最大手のフォルクスワーゲン(VW)が12.4%増、スマートも35.8%増と2ケタの伸びを示すなど大半のブランドが前年同月を上回った。


国外ブランドは、シュコダ(市場シェア:6.3%、前年同月比:17.8%増)が最も多く、ルノー(3.8%、12.2%増)、現代自(3.0%、9.7%増)が続いた。大幅な増減が目立ったのは、DS(128.6%増)、ジャガー(23.8%減)、アルファロメオ(23.7%減)など。


日本勢では、レクサス(23.6%減)、スバル(22.3%減)、日産(21.4%減)、ホンダ(12.5%減)が2ケタの減少。一方、マツダ(7.5%増)、三菱自(6.9%増)、トヨタ(6.0%増)、スズキ(0.2%増)は前年同月を上回った。


■ガソリン車25.9%増、ディーゼル車は19.5%減少

燃料別では、ガソリン車が前年同月に比べ25.9%増加し、全体に占める割合は62.9%に拡大した。一方、ディーゼル車は19.5%減少し、市場シェアは32.5%となった。



電気自動車は2,546台(市場シェア:1.0%、前年同月比:64.7%増)と好調だった。ハイブリッド車は8,289台(3.2%、63.1%増)、うちプラグインハイブリッド車は2,559台(1.0%、77.3%増)を占めた。


天然ガス車(0.3%、414.3%増)、液化石油ガス(LPG)車(0.1%、9.0%増)も前年同月を上回った。


■国内生産・輸出は減少


独自動車工業会(VDA)によると、国内受注は2月が前年同月に比べ2%減少したが、1~2月では前年同期に比べ約3%増加している。国外受注は、2月が約5%増、1~2月では4%の増加だった。



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情報提供元: CL
記事名:「 ドイツ乗用車新車登録、2018年2月は7.4%増加