バス旅の魅力を“音”で感じる番組「バス旅スト」。“バス旅スト”とは、普段住み慣れた街から遠く離れたあの場所へ、バスに揺られて自由気ままな旅をする人のことです。



10月14日(日)のオンエアは、中国バスが運行する「ドリームスリーパー」で行く広島の旅の後編です。






被爆から復興を遂げた広島の街並みを一望



東京から中国バスが運行する完全個室の夜行高速バス「ドリームスリーパー」に乗り、広島を訪れるバス旅。前回は旧市民球場跡地で、カープの輝かしい栄光の軌跡に思いを馳せました。今回まず向かったのは、世界遺産・原爆ドームの隣に2016年9月にオープンした広島の新しい観光スポット「おりづるタワー」です。





施設の1階にはカフェや物産館、屋上階にはメッシュで覆われたウッドデッキの展望スペースがあり、眼下に広がる原爆ドーム、平和記念公園、旧市民球場、そして、晴れた日には宮島の弥山まで臨むことができます。



地上からの高さは50mほどなので、道路を走るバスや路面電車、街を行き交う人々の様子といった広島の日常を眺めながら、瀬戸内の風が運ぶ広島の音や匂いとともに、被爆から復興を遂げた素晴らしい街並みを一望できます。



12階にある「おりづる広場」では、専用の折紙(有料:1枚100円)に願い事を書き、それで作った折鶴を「おりづるの壁」に投げ入れるという体験ができます。透明のガラスでできた「おりづるの壁」は、建物の外壁の一部で、表の通りから見ると、折鶴が積み重なっていく様子がわかるようになっています。





他にも、いくつかのデジタルコンテンツが楽しめたり、折鶴をモチーフにしたアート作品の展示、爆心点や原爆ドームを展望するスペースなどがあります。広島の歩んだ歴史から平和の尊さを感じ、未来へ思いを馳せる。そんな広島の過去・現在・未来が体感できるフロアです。




(C)akiko photography






広島風お好み焼き「みっちゃん総本店」で職人技を堪能



昭和25年創業、広島風お好み焼きの元祖「みっちゃん総本店」へやってきました。創業者の井畝満夫(いせみつお)さんは、広島風お好み焼きの生みの親とも言われる人物。



お好み焼きにそばを入れることを発案したり、お好みソースの開発や監修、木製の柄が付いたヘラやお好み焼用の鉄板の発明など、戦後、まだ何もない復興の時代の中、井畝さんの数々のひらめきから広島のお好み焼きは生まれ、進化、発展を遂げてきました。





「みっちゃん」のお好み焼きで人気ナンバーワンのメニューは、 そばと豚肉と玉子が挟まった “そばにくたま”の基本形に、イカ、エビ、おもち、イカ天が加わった“特製スペシャル”。お好みで、カキやチーズ、ネギもトッピングできます。

大きな鉄板で職人さんがお好み焼きを焼く姿も楽しみながら、広島のソウルフードを堪能しましょう。





そして、今回の旅の最終目的地は、「MAZDA zoom-zoomスタジアム」。スタジアムに続く「カープロード」は、往年のカープの人気選手や現役選手のパネル展示、ポップなイラストを背景にして写真撮影ができる「カープウォール」、地面を見ると「カープ坊や」がデザインされたマンホールがあったりと、ファンの気分を高揚させる魅力的な仕掛けが散りばめられています。





勝利の期待を胸にした、真っ赤に燃えるカープファンで道が埋まる光景は、広島ならではです。



詳しい旅の模様は、10月14日(日)の放送をお楽しみに!






「バス旅スト presented by ウェルネット」番組概要



放送時間:毎週日曜日 12:00-12:25

放送局:TOKYO FMをはじめとするJFN系列全国38局ネット

出演者: 日本大学芸術学部放送学科教授・森中慎也、奥沢菜穂子ほか

TOKYO FM バス旅スト




(バスとりっぷ編集部)


情報提供元: バスとりっぷ
記事名:「 10/14放送「バス旅スト」完全個室型バス「ドリームスリーパー」で行く広島の旅。おりづるタワーや広島風お好み焼きの元祖のお店へ