『動く彫刻』と言われることもある「モビール」。名前を聞いても、あまりピンとこない人もいるかもしれませんね。天井から吊るされて、ゆらゆらと揺れるインテリア、室内装飾です。この「モビール」を、自分で作ってみませんか?これからの季節は、窓を開けることも増えたり、室内に入ってくる風が心地よく感じる時期です。モビールを作っている時間ももちろんですが、お手製のモビールがゆらめくのを眺めるのも、穏やかな時間となるかもしれませんよ。


モビールあれこれ

海外のものと思われがちなモビールですが、「吊るすインテリア」として考えてみると、日本でも、3月の節句で「吊るし雛」「吊るし飾り」として親しまれている地域があったりします。吊るし雛は、始まりは江戸時代と言われています。とても高価な雛人形の代わりとして、市井の人々がそれぞれにハギレなどを利用して、小さな人形を作り、近所で持ち寄って飾り、子ども達の成長を願ったことから始められたとも言われています。また、風鈴もモビールのひとつの種類かもしれませんね。他にも、玄関などに吊るされることの多い、ウインドチャイムなどもそのひとつになるでしょう。

使う素材や形状に厳密な決まりがないので、創作したり、飾る場所を工夫したりして、自由に楽しむことができるのもモビールの魅力のひとつです。基本的にモビールは、風や人の動きなどの空気の流れで動きます。モビールは、静かにあなたの生活に寄り添ってくれている、慎ましやかなインテリアと言えるかもしれませんね。

こちらは北欧の伝統的な装飾「ヒンメリ」です


アイデア次第で、世界にひとつだけのモビール

モビールの材料は、基本的には3種類だけです。

・針金や流木などの棒

・糸、もしくはテグス

・飾りの造形物

わずかな風でもゆらめくモビールの飾り部分の素材には、軽いものがおすすめ。

例えば、折り紙や画用紙。適当な大きさに折りたたんで、デザインカッターやハサミで切り抜いて広げただけでも立派な造形物。針と糸で、バランスよく針金に吊るしたら「モビール」の出来上がりです。平面の作品の方が風を受けて揺らめきやすいですが、立体の作品でももちろん大丈夫。折り鶴や、紙ふうせんなど、昔を思い出して作ってみるのもいいかもしれません。小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、お子さんが小さな先生役になっていただいても。

様々な折り紙の作り方がアニメーションで見ることができるサイトもありますので、参考になさってみてください。

おりがみくらぶ→☆サイトはこちらから☆

他にも、軽くて造形しやすい素材では、フェルトもおすすめ。折り紙のように、平面でも立体でも、様々な作品を作ることができます。また、フェルト素材の持つ、独特のふんわりとした優しい感じも、見た目に人の手のぬくもりを感じさせてくれます。

フェルト作品の作り方や型紙がたくさん載っているサイトもありますので、作りたいもの探しの参考になさってみてください。

Craft Café→ ☆サイトはこちらから


1から丁寧に。創作に自信がなくても大丈夫

作り方やアイデアにいまひとつ自信がない、という方でもモビール作りはできます。

型紙をプリントアウトして、作り方を見て、指示通りに作るだけですが、結構、集中して作っている自分に気付いたり。また、型紙のクオリティが高いので、自分が作ったとは思えないほどに、素敵な作品に仕上がります。作り方やコツなども教えてくれていますので、安心です。

参考にできるサイトをいくつかご紹介します。作ってみたい作品に出会えるといいですね。

☆Creative Park☆

キヤノン株式会社が運営するサイトです。プリンターで印刷して、様々なペーパークラフトを楽しむことができます。

*サイトはこちらから*

☆楽しもう Office☆

Microsoft社が運営するサイトです。PowerPointを使って、傘のモビールを作ることができます。色などが自由に変更できるので、表現の幅が広がります。

*サイトはこちらから*

☆ちびむすドリル☆

株式会社パディンハウスが運営している、知育学習プリントや幼児教材を提供しているサイトです。幼児〜小学校低学年向けの「はさみ練習・のりで貼る練習」のカテゴリに「季節のモビール工作プリント」がありますので、小さな子どもでも楽しめます。

*サイトはこちらから*

丁寧に作れば、既製品に負けないクオリティで出来上がるかもしれません。世界にひとつだけのあなたの作品。また、「自分で作った」という満足感や想いも、とても大切。いつか、このモビールが、今のあなたを思い出させてくれるかもしれません。

参考 つるしびな大百科

情報提供元: tenki.jpサプリ
記事名:「 これからの季節にもぴったり!作って、飾って、楽しむ「モビール作り」