3月に入り、関東地方では春のような陽気かと思えば冷え込みが強くなったり。季節の移り変わりを感じさせる気候が続きましたが、店先には春野菜が並び始め、色とりどりの花が芳しい香りを漂わせています。もうすぐ春本番ですね。「道の駅」へ、ちょっとワクワクする気分を味わいに行きませんか?

今回注目するのは、四国の愛媛県です。県内28カ所のうち厳選した8カ所を2回にわたってクローズアップします。

道の駅は新鮮野菜のメニューが充実(画像はイメージ)


道の駅 内子フレッシュパークからり(喜多郡内子町)【全国モデル】

初めにご紹介するのは喜多郡内子町の国道379号線沿い、小田川のほとりにある「道の駅 内子フレッシュパークからり」です。地元の農家が中心に商品の開発を手掛け、内子町の農産物の販売額のおよそ15%を売り上げていることや、独自のトレーサビリティシステムを導入し、安心・安全な農作物を提供していることなどから「全国モデル」に認定されました。レストランやパン工房、燻製工房、シャーベット工房、うどん処なども地産地消にこだわったものばかり。蕎麦のような色合いのもち麦うどんは、栄養価が高くのどごしが良いのが自慢。5割減農薬で栽培された内子町産のもち麦を使用しています。

■道の駅 内子フレッシュパークからり

※詳細は公式HPをご確認ください

オープンエアで気持ちよさそう!


道の駅 多々羅しまなみ公園(今治市)【無線LANあり】※重点

「道の駅 多々羅しまなみ公園」は大三島ICからすぐのところにある総合公園です。

世界有数の斜張橋である「多々羅大橋」や美しく輝く瀬戸内海を一望できる人気のスポット。サイクリングロードが整備され、サイクリストの聖地として記念碑も建っています。特産品センターでは地域の特産品やお土産などを、ふれあい市場では新鮮な野菜や果物、花などを販売しています。大きな生簀があるのが特徴で、幻の高級魚と言われるマハタをはじめ、ヒラメ、タイなどが泳いでいる姿を見ることができます。館内のレストランではそのマハタを使った御膳や丼などが大人気。土日祭日の限定販売のマハタ兜煮御膳は先着順で売り切れてしまうのだとか。今治市の他の4つの「道の駅」と共に、平成26年度選定の「重点 道の駅」に選ばれています。

■道の駅 多々羅しまなみ公園

※詳細は公式HPをご確認ください

2羽の白鳥が羽を広げたような斜張橋「多々羅大橋」


道の駅 マイントピア別子(新居浜市)

新居浜ICから車で約15分のところにあるのが「道の駅 マイントピア別子」。

別子銅山開抗300年を記念して造られたテーマパークです。かつての鉱山観光の様子を楽しみながら学べるのが人気。砂金採り体験で採れた金は持ち帰ることができます。産業遺産である東平は“東洋のマチュピチュ”と言われ、標高750mの山中で別子鉱山の採鉱本部が置かれ、大変賑わっていたところ。道の駅を拠点に観光バスが走っていて、自然豊かな渓谷美にも癒されることでしょう。歴史を知り、自然と親しんだあとは別子温泉でゆったりほっこり。約1万8000本のシャクヤクが咲き誇るなど、花祭りも有名です。また、全天候型遊戯施設のキッズパークがあり、ベビーエリアも併設されているので、小さな子ども連れでも安心して楽しめます。

■道の駅 マイントピア別子

※詳細は公式HPをご確認ください

“東洋のマチュピチュ”と言われる東平へは観光バスで


道の駅 天空の郷さんさん(上浮穴郡久万高原町)

“伊予の軽井沢”と呼ばれる高原の町、久万高原町の国道33号線沿いにあるのが「道の駅 天空の郷さんさん」。2014年4月にオープンし、愛媛県では一番新しい「道の駅」です。「物産館さんさん」では寒暖の差が大きい地域ならではのみずみずしい高原野菜や米、豆などを扱う他、久万高原町らしい魅力的な加工品や木工品を展示販売しています。地元のフレッシュな食材を使った「レストランさんさん」では、季節感あふれる郷土料理や創作料理を味わうことができます。「sansanパン工房」は豊富な品揃えが自慢のパン屋さん。地元産の小麦や野菜を使っており、給食パンの製造にも取り組んでいます。季節ごとに行われるイベントも好評なので、ぜひのぞいてみてはいかがでしょうか。

■天空の郷さんさん

※詳細は公式HPをご確認ください

「道の駅 天空の郷さんさん」の全景!

情報提供元: tenki.jpサプリ
記事名:「 オススメの道の駅!お出かけスポット情報〈愛媛県・1|2018〉