日本気象協会は、25日、平成最後の第10回桜開花予想を発表しました。札幌では24日に開花し、桜前線は北海道を北上中です。10連休中は道南や道央を中心に次々と開花や満開を迎えそうです。東北北部は桜吹雪を楽しめるでしょう。



●開花と満開の傾向


今年の桜の開花前線は、3月20日に長崎市からスタートし、本州を順調に北上しました。先週は季節先取りの暖かさに誘われて、東北北部で次々と桜が咲きました。桜前線は10連休前に急ぎ足で津軽海峡を渡り、22日に松前町で、24日に札幌市と函館市で開花しました。桜前線は北海道を北上しています。

連休はじめの今週末は強い寒の戻りが予想され、北海道では咲き始めた桜に雪の降るところもあるでしょう。北海道の開花・満開日は前回の予想より2~3日遅くなり、帯広市では5月2日に、旭川市では3日に開花する見込みです。連休中は道南や道央を中心に見ごろを迎えるでしょう。連休明けの5月中旬には、道北の稚内市や道東の釧路市、根室市で次々と開花・満開となり、桜前線は終着を迎えそうです。


各地の詳しい開花・満開予想日はtenki.jpの桜開花予想ページhttps://tenki.jp/sakura/expectation/をご確認ください。また、桜開花情報ページhttps://tenki.jp/sakura/では、全国で今、見ごろとなっている桜スポットを紹介しています。ぜひお花見の参考にしてください。


情報提供元: tenki.jp日直予報士