関東地方は8日(木)の朝には広く雨が降りだし、9日(金)の朝にピーク。土砂降りの雨となる所も。風も強まり、沿岸部は横なぐりの雨となるでしょう。



●また雨風強まる


関東地方は3月に入った途端、度々春の嵐に見舞われています。春一番が吹いた1日(木)に続き、5日(月)も南風が強まり、土砂降りの雨となった所がありました。8日(木)から9日(金)にかけても関東は雨や風が強まるでしょう。今回、荒れた天気をもたらす低気圧は動きが遅いのが特徴です。このため、雨の降る時間がこれまでより長く、雨の量も多くなるでしょう。


●木曜は冷たい雨 ただ、夜は気温上昇


これまでの予想より雨の降りだしが早まりました。8日(木)は、朝から広い範囲に雨雲がかかりそうです。本降りの雨となる所もあるでしょう。日中にかけては北よりの風が吹いて、冷たい雨となります。気温は10度に届かず、真冬のような寒さが続きそうです。雨に濡れて体を冷やさないよう、タオルなど拭くものを用意するとよいでしょう。夜は各地とも南よりの風に変わり、夜遅くなるほど強まります。日中よりも夜の方が気温が高くなりそうです。


●金曜は土砂降り、横なぐりの雨


9日(金)は南風がビュービューと吹き荒れる中、明け方から朝に雨のピークを迎えます。通勤・通学の時間帯は土砂降りの雨や横なぐりの雨となる所があるでしょう。夕方にかけても所々で雨が降り、局地的に雨脚が強まりそうです。雨の量は1日(木)や5日(月)より多くなるでしょう。強い雨や風による交通機関への影響にも注意が必要です。真冬の寒さから一転、気温は18度前後まで上がるでしょう。

なお、低気圧の動きによっては、今後、雨や風のピークが変わる可能性があります。最新の情報を確認してください。


情報提供元: tenki.jp日直予報士