TOKYO, Aug 7, 2019 - (JCN Newswire) - 当社は、びわ湖大花火大会実行委員会様(会長:滋賀県知事 三日月大造)と共同で、データ利活用による効果的な政策の実現に向け、8月8日に開催される「2019びわ湖大花火大会」において、Wi-Fiパケットセンサーを活用し人の流れを可視化する実証実験を行います。

実証実験では、琵琶湖畔周辺に設置した当社製Wi-Fiパケットセンサーで、花火鑑賞に訪れた観客のスマートフォン(Wi-Fiがオンの状態)の固有IDを収集し、匿名化した上で、人の流動状況をリアルタイムに観測します。また、収集データは当社クラウド上に蓄積し、観客の滞留地点や滞留時間を可視化します。

実証実験で得られたデータや知見は、2020年以降の花火大会における効果的な警備計画や各公共交通機関への適切な移動手段ルート確保など、より安心安全で快適な花火鑑賞の実現に向けて活用されるほか、滋賀県様の他の観光政策への活用も検討される予定です。

「2019びわ湖大花火大会」は、約1万発の花火が打ち上げられ毎年約35万人が訪れる関西有数の規模を誇る夏の恒例イベントです。びわ湖大花火大会実行委員会様は、安心安全な花火鑑賞に向けて、大津港周辺の警備員の配置やJR、京阪電車などの公共交通機関と連携した移動手段ルートの確保などを実施してきました。びわ湖大花火大会実行委員会様では、データ利活用によるさらなる警備計画や観光政策の強化に向け、このほど「2019びわ湖大花火大会」において、Wi-Fiパケットセンサーにより人の流れを可視化し、利活用につなげる実証実験を当社と共同で行います。

共同実証について

1. 日時
2019年8月8日(木曜日) 15時から24時まで

2. 場所
滋賀県大津市 大津港周辺

3. 実証内容
1) 人の流動状況をリアルタイムに観測
-「2019びわ湖大花火大会」の中心地となる大津港周辺に、当社製Wi-Fiパケットセンサーを15台設置し、花火鑑賞に訪れた観客のスマートフォン(Wi-Fiがオンの状態)から取得された固有IDをリアルタイムにセンサーで計測し、匿名化した上で、観客の滞留地点や時間、人の流動状況を15分ごとにグラフで可視化。
- スマートフォンからのWi-Fiパケットには通信内容や個人を特定する情報は含まれていないが、万一の場合に備え、取得した情報を匿名化するなど、プライバシーポリシー(注1)を策定した上で実証実験を実施。

2) 収集データを可視化
- 複数のセンサー間で計測された固有IDのクロス集計により、人の流動量を可視化。また、センサー間で計測された固有IDの時間の差分から、人の歩行速度や所要時間を算出。

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概要:富士通株式会社

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記事名:「 富士通、「2019びわ湖大花火大会」におけるデータ利活用をびわ湖大花火大会実行委員会様と共同実証