大阪取引所金標準先物 23年12月限・夜間取引終値:7783円(前日日中取引終値↑10円)

・想定レンジ:上限7820円-下限7740円

29日の大阪取引所金標準先物(期先:23年12月限)は上昇しそうだ。世界の主要な中央銀行による金融引き締めが深刻な景気後退を招くとの懸念に加え、中国で新型コロナ感染が拡大しているとみられ、景気の先行き不透明が強く、安全資産とされる金に資金が向かいやすくなっている。一方、昨日の海外市場で米長期金利が上昇し、金利のつかない資産である金の投資魅力が低下するのと見方もある。こうした動きや心理を映し、今日の金先物は買いが優勢だが、上値は重い展開となりそうだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金見通し:上昇か、景気の先行き不透明感映すも上値は重い展開へ