大阪取引所金標準先物 23年10月限・夜間取引終値:7718円(前日日中取引終値↑20円)

・想定レンジ:上限7740円-下限7640円

22日の大阪取引所金標準先物(期先:23年10月限)は下落しそうだ。世界の主要中央銀行による金融引き締めが続くとの見方が強いことに加え、日銀緩和修正もあり、今後、金市場への資金流入が細るとの警戒感が継続している。加えて、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことから、投資家のリスク資産回避の動きが緩み、安全資産とされる金に資金が向かいにくい状況となっている。こうした動きや心理を映し、今日の金先物は売りが優勢の展開となりそうだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金見通し:下落か、金市場への資金流入先細りを警戒へ