以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家中原良太氏(ブログ「株式予報」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2019年3月11日18時に執筆

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

先週末のYouTube生放送では、
「週明けも続落に注意しよう!」
なんて話をしましたが、

なんとか、

日本株全体が、
下げ止まってくれました。

現時点では、

「下げ止まった」だけで、
反発まではしていないので、
底打ちしたとは言えないのですが、

とはいえ、

高ピッチで下落してしまって、
「逃げ場を失った…」という展開でなく、
ひとまず安心しています。

今後の相場の方向性は、
火曜日以降の動き次第で、
どちらに動くか決まります。

火曜日に反発すれば、
短期的には底打ちかと踏んでいます。

一方、

火曜日に反落するようなら、

先週のような相場下落が、
ふたたび来るかもしれません。

まだ安心はできないので、
僕自身、持ち株の大半を現金化して、
ひたすら耐え忍んでいるところです。

早く反発してもらって、
お金を増やすチャンスが来れば、
楽しくなってくるんですけどね…(汗)

ちなみに、

日本株が下げ止まったというのに、
僕の持ち株は未だに下落中です(涙)

1月2月で稼いだお金が、
みるみる減っていってます。

こういう動きが、
いちばん精神的にキツイなぁ。

原因究明のため、
持ち株の動きからは、
目が離せないなぁ…。

【本日の資産変動】
3/8:941万7057円
3/11:940万2657円(▲1万4400円)

◆  ◆  ◆

気になるこれからの
相場の先行きを予想します。

先週末には、
「悪夢の始まりかも?」
なんて話をしましたが、

日本株市場は、
大型株・小型株を問わず、
全面的に反発しましたので、

ひとまず、

週明けは問題ありませんでした。

とはいえ、

大きく戻したわけではないので、
投資家心理はあまり改善していないと考えます。

よって、

投資スタンスは弱気のまま、
下記のとおり継続します。

【3/11時点の投資スタンス】
中期(1カ月):売り
短期(1週間):売り
目先(1日間):売り

日本株は、
「一度下がり始めると、
しばらく弱気が続きやすい」
という傾向があります。

僕個人の見解では、この現象は
「気分一致効果」という心理効果が
作用して発生してると考えています。

含み損を抱えた状態の投資家が、
「よし!株をもっと買おう!」
と勢いづくとは考えにくく、

しばらくは活気に乏しい、
弱い動きになると想定します。

よって、

現時点で株を持っている人は、
「長期目的の株を大型株へ乗り換える」
「短期目的の株をいったん売り払う」
といった対応がベストと考えます。

一方、

現時点で株を持っていない人は、
「しばらく様子見して何もしない」
のが無難でしょう。

僕自身、

今のところは「長期目的」の、
割安有望株だけを保有していますが、

タイミングを見計らいつつ、
大型株へと乗り換えようか、
検討しているところです…。

このままTOPIXが25日線を、
回復することがなかったら、

いよいよ悪夢の到来が、
怖くなってきますね…。

- 中原良太

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執筆者名:中原良太
ブログ名:株式予報



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情報提供元: FISCO
記事名:「 個人投資家中原良太:下げ止まったのにまだマイナス…【FISCOソーシャルレポーター】