ドル・円は、欧州市場では110円10銭台の安値圏でもみ合いが続く。米株式先物は小幅高安まちまちで、米10年債利回りは3.05%台で推移し、前日比やや低下気味だが、ドル・円では目立った売り買いはみられない。一方、ユーロ・ドルは欧州中央銀行(ECB)の出口戦略への思惑後退や、イタリア連立協議に絡む懸念などからユーロ売りが強まり、一時1.18ドル割れになった。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円10銭から110円25銭。ユーロ・円は129円91銭から130円57銭、ユーロ・ドルは1.1794ドルから1.1852ドルで推移。



<KK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は安値圏、ユーロは売り強まる