13日午前の東京市場でドル・円は106円30銭台でもみ合い。日経平均株価の下げ幅は縮小しており、反転の可能性があることからリスク回避的な円買いのフローは増えていないようだ。106円近辺では個人勢などのドル買い興味が残されており、ドルは下げ止っている。ただし、学校法人・森友学園との国有地取引に関する決裁文書の書き換え(改ざん)問題で国内政局流動化への懸念が浮上しており、リスク選好的なドル買い・円売りが大きく広がる可能性は低いとみられている。ここまでのドル・円は106円26銭から106円47銭で推移。
・ユーロ・円は、131円11銭から131円33銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.2333ドルから1.2341ドルで推移

■今後のポイント
・106円近辺で個人勢などのドル買い興味残る
・1ドル=108円-110円で輸出企業などのドル売り予約増加の可能性

・NY原油先物(時間外取引):高値61.41ドル 安値61.25ドル 直近値61.29ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は106円30銭台、株価反転期待でドル下げ渋り