2022年9月7日、ジンコソーラーは上海でTOPCon技術に関するセミナーを開催した。セミナーでは、ジンコソーラーCTO(最高技術責任者)の金浩博士はN型TOPCon技術につきまして業界者と交流した。

業界の研究者は規模的な量産、コスト削減・効率向上や発電所の収益増加を目標として、TOPCon技術を研究している。製品の効率の面では、実験室でジンコソーラーのN型単結晶太陽電池セルの変換効率が最高25.7%達成し、重大な突破を遂げた。そして、PERC電池の効率が24.5%の理論限界に近づくにつれて、TOPCon自身のめっきまわりの問題が解決されたことで、TOPCon電池の経済効果も認められ、現在の産業化の速い技術路線の選択となった。

ジンコソーラーは長年にわたりN型TOPCon技術開発に専念している。製品の面では、従来のP型より、ジンコソーラーN型モジュールの最大出力は620W。従来の単結晶PERCと比べて、変換効率では約5~6%、発電性能では3~4%も向上した。Tiger Neoシリーズモジュールの温度係数はマイナス0.30%/℃と従来のP型モジュールより低いのが特長を持っている。両面率が最高85%となり、同じタイプのP型製品より3%以上の発電増益があり;LID/LeTID低減技術により、劣化率を大幅に低減した。

生産の面では、ジンコソーラーは既に10GWクラスのN型生産能力の工場を建設している。今まで、第1段階の16GWのTOPCon電池の生産能力は既に完成し満産となった。下半期には、合肥第2段階の8GWと尖山第2段階の11GWを含む第2段階のTOPCon電池の生産能力を順次建設している。また、ジンコソーラーはTOPConの量産効率と生産良率で業界をリードし続けている。1段目の電池量産の平均効率は24.8%を超え、平均良率はPERCと同程度で、2段目の量産効率目標は25%+となる見込み。

N型TOPCon技術の未来につきまして、金浩博士は「N型TOPCon技術の未来はたくさんの可能性があり、そして効率の向上経路がはっきりしており、将来のペロブスカイトなどの次世代技術との相性も良いです」とコメントした。

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ジンコソーラー(JinkoSolar Holding Co., Ltd.)について:
ジンコソーラー(NYSE: JKS)は太陽光発電産業のグローバルリーダーです。ジンコソーラーは中国、米国、日本、ドイツ、英国、チリ、南アフリカ、インド、メキシコ、ブラジル、アラブ首長国連邦(UAE)、イタリア、スペイン、フランス、ベルギー、その他の諸国地域にあるさまざまな公益、商業、居住区顧客基盤に対し、自社ソーラー製品を供給し、自社ソリューションとサービスを提供、販売。2022年6月30日まで、ジンコソーラーのシリコンウェーハの生産能力が40GW、太陽電池が40GW、太陽光発電モジュールが50GW を達成した。そして、太陽光発電モジュールの累計出荷量が100GWを超えた。
ジンコソーラーは世界で7ヶ所の生産拠点があり、日本(2)、韓国、ベトナム、インド、トルコ、ドイツ、イタリア、スイス、アメリカ、メキシコ、ブラジル、チリ、オーストラリア15の海外子会社を持ち、販売チームは中国、イギリス、フランス、スペイン、ブルガリア、ギリシャ、ウクライナ、ヨルダン、ウジアラビア、チュニジア、モロッコ、ケニア、南アフリカ、コスタリカ、コロンビア、パナマ、カザフスタン、マレーシア、ミャンマー、スリランカ、タイ、タイ、ポーランドとアルゼンチンとに広がって、従業員が1万5,000人以上を雇用している。
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情報提供元: Dream News
記事名:「 次世代の太陽電池を支えるN型技術!業界をリードするジンコソーラー