アジア有数のテクノロジー・イベントが最新の5G、AI、車両技術、世界的新興企業を取り上げるダイナミックな基調講演と製品発表で幕開け


米バージニア州アーリントン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 2019年CESアジアは本日開幕し、115社以上の新興企業による最新の5G、AI、車両技術、先進技術を含め、550社を超える企業が次世代の技術革新をアジア市場に紹介しました。展示会初日は、アウディ、ファーウェイ(華為技術)、現代自動車の経営陣が基調講演を行い、世界的テクノロジー・ブランドによる大々的な製品発表が行われました。5年目を迎えた2019年CESアジアは、6月13日まで上海新国際博覧中心(SNIEC)で開催されます。




全米民生技術協会(CTA)プレジデント兼最高経営責任者(CEO)のゲーリー・シャピロによる基調講演で初日は幕を開けました。「CESアジアは、消費者向け技術のエコシステム全体がよりよい未来を目指して一堂に会するアジア大陸で唯一のイベントです。世界的に、私たちは今まさに大きな変化を迎えようとしています。そこで私たちは、このイベントのような機会を利用して、未来に向けた共通の約束を軸にして一致団結しなければなりません。」



CESアジア基調講演



シャピロの発言に続き、共同プロデューサーである上海インテックス・エキシビションのゼネラルマネジャーを務める吳江紅氏が、初日の最初の基調講演者であるファーウェイ・コンシューマー・ビジネスの最高戦略責任者の邵洋氏を紹介しました。邵洋氏は、ファーウェイのAI技術と未来に向けた戦略について語りました。ファーウェイが基調講演で焦点を当てたのは、スマートフォンを中心にすることでAIがIoTシステムの接続と活性化を支援できることと、1+8の参入戦略によってAIがIoTハードウエアのエコシステムを推進できるということです。



現代自動車のオープン・イノベーション戦略部門エグゼクティブバイスプレジデント兼ヘッドの尹京林氏は午後の基調講演で登壇し、モビリティーの未来に対する同社のビジョンを発表しました。現代自動車は、電気スクーターと自動車を24時間年中無休で稼働させるためのバッテリー交換プログラムで先駆者になろうとしています。さらに同社は、中国と韓国の両国で自動走行車を開発するためにKuandengと協力していることや、AIと運転データを使用して保険業界を変革するためにUbiaiと提携しようとしていることを発表しました。



午後の基調講演では、アウディ中国のThomas
Owsianski社長がアウディが運転体験からデジタル・アドベンチャーへとモビリティーを転換することを明らかにしました。アウディは、第一級の自動車向けオープンサービス・プラットフォームであるアウディ・コネクトを開発しました。次世代のアウディ・コネクトは、最も人気のあるアプリを車載用に最適化します。さらにアウディは、ホロライドと提携してVRエンターテインメント体験を生み出し、乗り物をより快適で使いやすくするために最新の技術と設計を利用しようとしています。



CESアジア会議セッション



初日のハイライトの1つは、ファッション・アイコンのジェイソン・ウー(吳季剛)氏、コンテンポラリー・ファッション・フォトグラファーのチェン・マン(陳漫)氏、Chatail(洽淘)のスアン・ジェン(宣政)最高経営責任者(CEO)が参加する「ファッション+テクノロジー=イノベーション」パネルです。ファッション・ジャーナリストでyehyehyeh創業者のShaway
Yeh(葉曉薇)氏がモデレーターを務め、パネリストは技術とファッションが関連し合う産業と市場における将来の進歩を探りました。



2019年CESアジア:注目すべきトレンド



「2019年CESアジア:注目すべきトレンド」カンファレンス・セッションでは、2019年CESアジアにおけるインパクトのあるトレンド、次の大きなトレンド、破壊的な技術革新が取り上げられました。全米民生技術協会市場調査担当バイスプレジデントのスティーブ・コーニグは、どのようにして新しい技術が消費者向け技術業界を席巻するかについて説明しました。



CESアジア出展者の発表



以下の17の大手ブランドがCESアジアの記者会見で舞台に上がり、企業ニュースを発表し、アジア市場向け製品を披露しました。




  • AIWAYS
    AIWAYS(愛馳汽車)は、8つのAIWAYSインテリジェント・アカンパニー・テクノロジーズを取り入れたAI成長エンジンを紹介しました。


  • アウディ

    アウディはライトハウス・プロジェクトによって自社の研究開発能力を3倍に高めると発表し、スマートフォンのようなユーザー体験を提供する次世代のアウディ・コネクトを披露しました。


  • バイドゥ
    バイドゥ(百度)は、バイドゥ・アポロ・エコシステムの最新の開発を紹介しました。目玉はこのうちのインテリジェント・マルチモード・インタラクションでした。


  • 北京視界科技有限公司 – 北京視界科技有限公司は、2019年CESアジアにおいて、最新の3Dビジョン・ナビゲーション技術を搭載した同社第5世代ロボット掃除機を発表しました。


  • ホンダ
    ホンダは、Honda
    Xceleratorについて語りました。これは、同社が資金援助し、中国の100社以上の新興企業と協力するインキュベーターです。


  • Hozon
    Hozon(合眾汽車)は、「U」という名前の新しいSUV風自動車を発表しました。これは、インテリジェント・コックピットとインテリジェント・ドライビング、ならびに同社独自のインテリジェンス能力をベースにして製造されました。


  • 現代自動車
    現代自動車は、さまざまな次世代技術の開発を加速させていく3つの戦略的柱であるクリーン・モビリティー、コネクテッド・モビリティー、モビリティーの自由を強調しました。


  • 現代モービス
    現代モービスは、先進運転支援システムの製品シリーズを2021年に立ち上げる計画を発表しました。


  • アイフライテック
    アイフライテック(科大訊飛)は最新のC端末製品であるiFLYTEK Translator 3.0、iFLYTEK
    Intelligent Recording Pen、モノのインターネット対応アップグレード版システムiFLYOS
    2.0、スマートカー関連アプリケーションを披露しました。また、2019年CESアジア革新賞を受賞した3つの新製品も発表しました。


  • Inceptio
    Inceptio(嬴徹科技)は、自社のトラック用L3自律走行システムの大量生産を開始し、他の業界と提携して全国規模で広く流通させる計画を発表しました。


  • JD
    Digits
    JD
    Digits(京東數科)は、インテリジェント・ロボットの新製品3点(インテリジェント配送ロボット、トラック検査ロボット、インテリジェント・ウェアラブル・バイオニック・ハンド)をリリースしました。


  • 起亜自動車
    起亜自動車は、「リアルタイム・エモーション・アダプティブ・ドライビング」(R.E.A.D.)と世界初の仮想タッチ式ジェスチャー制御技術「V-Touch」という2つの重要な新技術のほか、将来のEVコンセプト「ハバニロ」を公表しました。


  • 日産
    日産は、「インテリジェント
    モビリティ」の未来、つまりインテリジェント・ドライビング、インテリジェント・パワー、インテリジェント・インテグレーションに関する見解を発表しました。


  • Remo
    Tech Co., Ltd.
    人工知能ブランドOBSBOTを生んだRemo
    Tech(睿魔智能科技(深圳)有限公司)は、2019年CESアジアにおいて、同社の主力AIカメラOBSBOT
    Tailを発売すると発表しました。


  • Roboteam
    Home Technology
    Roboteam Home
    Technology(睿博天米科技(深圳)有限公司)は、同社の多目的ホーム・インテリジェント・ロボットTemiが今年下半期に中国本土市場に正式投入されると発表しました。


  • Shadow
    Creator Information Technology Co., Ltd.
    Shadow
    Creator(上海影創資訊科技有限公司)は、クアルコムのSnapdragon
    845クリップによって55度の視野角を誇る新しいMRメガネ「JIMO」を発表しました。


  • Suning
    Suning(蘇寧)は、リテール・クラウドと無人BIUストアを戦略的社内管理および5Gと組み合わせた小売エンパワーメントの最新技術を披露しました。



CESアジアは、アジアで最も急成長している展示会の1つです。最新ニュース、写真、bロール、展示会マップなどについては、CESAsia.comをご覧ください。



2019年CESアジアは、微信(ウィーチャット)を利用してまだ登録できます。登録するには、微信でCESアジア(ID:CESAsia_II)をフォローしてください。



編集者への注記:



高精細ビデオのbロールは、CESbroll.comで容易にダウンロードできます。2018年CESアジアの最新画像については、CESアジア・フォトギャラリーをご覧ください。中国以外から来訪するジャーナリストは、J-1またはJ-2ビザが必要です。CESアジアへの出展に関するご質問は、Brian
Moon(
bmoon@CTA.tech)、または+1
703-907-4351にお問い合わせください。



CESアジアについて:



インターナショナルCES(上海)エキシビションが所有・運営し、上海インテックス・エキシビション(上海インテックス)と共同プロデュースするCESアジアは、消費者向け技術業界の一流イベントで、アジア市場における革新のバリューチェーンを徹底的に幅広く掘り下げて紹介します。このイベントに参加する主要なグローバル企業は、消費者向け技術業界の幹部、海外の仕入れ担当者、国際報道関係者に最新の技術・製品を披露し、その成長・強化を図ります。参加者は、中国を含む世界の最大手ブランドの一部に独占的な形で触れ、消費者向け技術業界を形作る革新成果を称えます。



インターナショナルCES(上海)エキシビションとCTAについて:



インターナショナルCES(上海)エキシビションは全米民生技術協会(CTA)が設立した外資独資企業です。CTAは、米国で1800万人以上の雇用を支え、米国の3980億ドル規模の消費者向け技術業界を代表する業界団体です。2200社を超す企業(80パーセントが小規模企業と新興企業で、その他の企業は世界で最も有名な企業に数えられています)が政策提言、市場調査、技術教育、産業振興、規格開発、ビジネス関係・戦略的関係の構築など、CTA会員の利点を享受しています。CTAはまた、消費者向け技術のビジネスで力強い成長を見せている企業が集う場となるCES®を所有・運営しています。CESから得た利益は、CTAの業界サービスに再投資されています。



上海インテックスについて:



上海インテックス・エキシビションは当初、インテックス上海の先駆的な展示会企画部門として1995年に設立され、2016年7月に独立しました。会場管理を手がける上海初の合弁事業です。上海インテックスは、上海のCCPIT(中国国際貿易促進委員会)とPNOエキシビションズによって共同で統括されており、国内・国際リソースの理想的な組み合わせをもたらしています。上海インテックスは過去20年間に、100を超える展示会と1000以上の会議を主催しており、展示総面積は200万平方メートルを上回ります。上海インテックスは、国際的に有名な多数の展示会を運営し、音楽業界のほか、ヘルスケア、ライフスタイル、先進製造、公共交通機関、花卉栽培、消費向け電子機器、技術などの分野を網羅しています。



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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 2019年CESアジア、開催初日に次世代の技術革新を発表