韓国安山市--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界的なLED (発光ダイオード)専業メーカーのSeoul Semiconductor Co., Ltd.
(本社:韓国安山市、代表理事:李貞勲、以下「ソウル半導体」)は、英国特許裁判所で、台湾のEverlight Electronics Co.,
Ltd. (本社:台湾新北市、以下「エバーライト社」)を相手に提起したLED特許無効訴訟で完璧な勝訴をしたと発表しました。




ソウル半導体は、英国特許裁判所にエバーライト社の特許の無効訴訟を提起して、長い期間、熾烈な法廷争いの末、エバーライト社は、その特許が無効であるとの主張に対する反論を放棄しただけでなく、訴訟の過程で、当該特許を無効にする必要があることを認めたという書面を提出しました。



エバーライト社が特許無効を認めたことによって、英国特許裁判所は今年2月14日に、その特許の無効判決を取り下げるとともに、エバーライト社に対して、ソウル半導体の訴訟費用100万ドル(712,247.10ポンド)を支払うように命じました。



ソウル半導体の特許訴訟で無効とされたエバーライト社の特許EP (UK)
1169735は、LEDパッケージの放熱構造に関するもので、2017年にエバーライト社が米国企業から購入したものとされています。エバーライト社は、当該特許と関連米国特許(同一特許ファミリー)を利用して、競合となるLEDパッケージメーカーのBridgelux社を相手に米国カリフォルニア州の裁判所に特許侵害訴訟を提起したことがあります。



今回の特許訴訟勝訴は、権利に瑕疵がある特許を積極的に無効化し、特許権濫用行為を事前に遮断するというソウル半導体の特許戦略を示す代表的な事例です。



また、ソウル半導体は、自社の特許権の侵害を防ぐために知的財産(IP)の行使についても攻勢に出ています。現在、ソウル半導体はエバーライト社のLED製品の販売会社に対して特許権の一部を行使しています。昨年、ソウル半導体は、エバーライト社のLED製品のグローバルディストリビューターであるMouser
Electronics, Inc.
(以下「Mouser社」)に対して、ドイツで2件の特許侵害訴訟を提起しました。さらに、ソウル半導体は、最近イタリアでも特許侵害が疑われるエバーライト社製品を販売しているとして、Mouser社に対して新しい特許訴訟を提起しました。ソウル半導体によるイタリアでの最新の特許侵害訴訟の後、Mouser社はエバーライト社製品すべてを世界中の流通製品リストから削除したと見受けられます。



ソウル半導体について



ソウル半導体は、2017年現在、世界LED市場で4位のLED専門企業である。12,000件以上の特許ポートフォリオと差別化製品をベースに、照明や自動車、IT、紫外線全領域の様々なLED製品を量産し、急速に変化するLED市場に柔軟に対応している。特に、パッケージのないLED
“Wicop”、交流と高電圧LEDの技術”Acrich"、従来のLEDよりも10倍以上明るい”nPola"、最先端の紫外線クリーン技術”Violeds"、全方向に光を発散する「フィラメントLED」技術、高集積素子技術”MJT:Multi
Junction Technology”が適用されたCOB (Chip On Board)タイプのLED “Acrich
COB"、太陽に最も近い自然光LED
”SunLike”など、世界に先駆けて開発した差別化製品で、世界中のLED業界をリードしている。ソウル半導体に関する最新情報は http://www.seoulsemicon.com/jp/
を参照。




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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 ソウル半導体、エバーライト社とのLED特許訴訟で勝訴