齋藤 真理子 先生


冷え症を自覚している男女の割合


現在している冷え性対策に満足していますか


冷え性対策として効果が高そうだと思うものを選んでください。

もうすぐ暦の上では1年で一番寒いとされる「大寒」です。寒さが厳しくなるほど「冷え性」に悩む方は多いのではないでしょうか。冷え性は女性特有のものと思われがちですが実は男性でも悩まれている方は少なくありません。そんな「冷え性」ですが、実は放っておくと病気になりやすい体になってしまうため油断大敵です。そこで今回はご自身のクリニックでも「冷え性」の患者様にアドバイスをしている山本メディカルセンター院長の齋藤 真理子先生に「冷え性」を改善する秘訣を伺い、その内容を「MCTプラス・コンソーシアム」サイト内にて公開いたしました。

公開先URL: https://mct-plus.jp/column/834/


■山本メディカルセンター 院長 齋藤 真理子先生
昭和大学医学部卒。形成外科専門医、分子栄養学認定医、医学博士。アンチエイジング分野にも取組み、メディカルエステ、ドクターズコスメなどの開発・販売、分子栄養学レストランも手がけている。2010年に当センターに入職し皮膚科・形成外科を立ち上げ、実父である山本勇医師から院長職を受継ぎ山本メディカルセンター2代目院長に就任。内科、訪問看護ステーション、皮膚科・形成外科外来、美容皮膚科・外科、発達障害児運動療育施設を統括している。

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齋藤 真理子 先生

■「冷え性」が引き起こす諸症状とは?冷え性の改善には代謝の向上がカギ
冷え性は頭痛、肩こり、肌荒れ、便秘などを引き起こし、免疫力の低下にもつながります。寒い時期に流行するインフルエンザなどの感染症もあるため、放っておかず改善すべき症状だといえます。2024年1月に行った複数の冷え性に関するアンケート調査では、回答者の約2割しか冷え性対策に満足しておらず、冷え性対策において「体を温めることが有効」だと思う人が多いという結果になりました。冷え性対策において重要なことは「代謝」を上げることです。「代謝」とは活動エネルギーを生み出す体の働きであり、このエネルギーを生み出す時、人は熱を発生させるため代謝を上げると体の芯から温まっていきます。
体温が上がると代謝も上がると言われており、実は「体を温める」ことも結局は代謝を上げることにつながっているのです。

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冷え症を自覚している男女の割合
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現在している冷え性対策に満足していますか
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冷え性対策として効果が高そうだと思うものを選んでください。

■代謝向上のカギは「代謝の母」ミトコンドリアを活性化させること!
人のエネルギーは肝臓で作られているイメージがある人もいると思いますが実は細胞レベルで見た時、エネルギーを生み出しているのは細胞1つ1つの中に存在する「ミトコンドリア」です。そのため、ミトコンドリアを活性化することができればエネルギー産生効率も上がり、体の中から熱が発生し「冷え性」を根本的に改善することができるのです。
しかし、細胞の中にある見えないミトコンドリアを活性させるなんてどうすればよいのか、と思った方がほとんどだと思います。実はある食品を摂るだけで簡単にできます。それは「MCTオイル」です。MCTオイルはミトコンドリアを直接活性化すると言われており、「冷え性」に悩む方には是非お勧めしたい食品です。

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「MCT」を含む食事を2週間継続して行うことで体表温度が上昇

■MCTオイルで脂肪燃焼体質に!脂肪をエネルギーに変えてさらに代謝向上へ
MCTとは中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride)のことで、母乳や牛乳などの乳製品、さらにはココナッツなどのヤシ科植物の種実に含まれる成分です。一般的な食用油と比べて素早く消化・吸収され脂肪として蓄積されにくく、ケトン体を生成しエネルギーになりやすい特長があります。
実は、この「ケトン体」がミトコンドリアを直接活性化している影の立役者なのです。ケトン体によりミトコンドリアが活性化すると、普段は眠りがちな蓄積された脂肪からエネルギーを作る「脂肪燃焼回路」のスイッチがONになります。つまり、MCTオイルを継続的に摂取すると、脂肪燃焼体質になり、痩せやすい体になるのです。また、蓄積された脂肪からもエネルギーを作り出すため代謝も上がり、結果「冷え性」の改善につながります。

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脂肪燃焼回路ONで冷え性を改善

■「冷え性」改善のためのMCTオイル活用法を紹介!
MCTオイルは無味無臭のため癖がなく、好きな料理に「かけオイル」をして摂っていただくことができます。冷え性の方はコーヒー・紅茶など温かい飲み物にかけるのも良いですが、野菜たっぷりの温かいスープにかけるのもお勧めです。私もよく自家製スープにMCTオイルをかけて食べています。
また、もし「かけオイル」だけでなく、もう少しアレンジを加えて摂りたいという方には「MCTオイル」を使ったドレッシングをお試しいただきたいです。そしてそのドレッシングにはぜひ「しょうが」と「にんにく」を使用してください。にんにくに入っている「アリシン」、しょうがに入っている「ジンゲロール」はともに血流を改善し、代謝を向上させてくれます。サラダを食べたいけど体が冷えてしまうのが心配という方でもこのドレッシングを使えばその心配も和らぐでしょう。
健康に良い食事は大事ですが、何より美味しく、楽しめないと続かないと思います。是非、今回お勧めした方法以外にも自分なりに楽しみながら続けられる方法を見つけてみてください。

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齋藤先生オススメのMCTオイル入りスープ
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MCTオイル入りドレッシング
情報提供元: @Press