【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)は8日の理事会で、核活動をめぐりイランを非難する決議を賛成多数で採択した。イラン非難決議の採択は2年ぶり。イランは決議を主導した米英仏独への反発を強めており、交渉が停滞しているイラン核合意の再建は、一段と厳しくなった。  決議が採り上げたのは、イラン国内の未申告の3施設で核物質が検出された問題。決議文はイランが説明を尽くしていないとして、「重大な懸念」を表明した。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 イラン非難決議を採択=核合意再建、さらに厳しく―IAEA理事会