【ソウルAFP=時事】韓国ソウル市はこのほど、保育園での教育支援ロボットの実証実験を開始した。次世代を担う子どもたちに、ハイテク技術に親しみを持ってもらう狙いがある。(写真は韓国ソウル市の保育園で、小型ロボット「アルファ・ミニ」と遊ぶ子ども) 身長24.5センチの小型ロボット「アルファ・ミニ」は、踊ったり、歌ったり、物語を読み聞かせたり、腕立て伏せや片足立ちなどカンフー風の運動をしたりできる。まばたきやウインクも可能で、会話中は目がハートの形になる。頭部のカメラで撮影した画像はタブレットに転送され、すぐに確認できる。「おなら」機能も付いている。 ソウル市の保育施設担当者はAFPに対し「保育園で人工知能(AI)や関連機器に触れると、成長してからもその影響が続く」と語った。 アルファ・ミニの実証実験は、ソウル市内300か所の保育園・託児所で行われている。市は3~5歳の利用を勧めている。【翻訳編集AFPBBNews】〔AFP=時事〕(2021/11/26-12:23)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 保育園で小型ロボット実証実験 韓国ソウル