日本酒の成分が肌に良いとされるのは何故?



日本酒の成分は肌を白くすると言われていますが、その理由はコウジ菌が含まれているからです。
味噌や日本酒を作る人の手が白くて美しいことから発見された成分です。


昔、化粧品が流通していない頃には日本酒に水を混ぜて使っていたとも言われるほど効果の高い美容成分とされていました。


最初に発見されたのは1907年。
美容の研究材料とされたのは1970年代と何年も経ってからですが、意外に歴史の深い成分なのです。


美容成分ではコウジ酸と呼ばれています。


コウジ酸の美白効果とは?


コウジ酸にはメラノサイト(色素生成細胞)を直接攻撃し、メラニン色素を作るときに欠かせないチロシナーゼ酵素に作用するため、メラニン色素の生成を抑制する働きがあります。


コウジ酸は分子構造が細かく、メラノサイトまで届き作用するのも魅力の1つです。


チロシナーゼに作用するので、メラニンが生成される前に先回りして美白を阻害する悪さを抑えます。
よって、紫外線によるメラニン色素の過剰生成を抑えることも可能です。


紫外線は肌を老化させてしまう活性酸素を発生させてしまい、やがてはコラーゲンの減少が進み、肌のシワやたるみを引き起こす原因にもなります。


よって、コウジ酸は美白効果を導くと同時にエイジングケアもできる有能な成分なのです。


オススメのスキンケア商品☆2選


コウジ酸の魅力を理解したところで、次はオススメのスキンケア商品の紹介です。
今回紹介する2品は私が特に気に入っているものです。


たっぷり使える!菊正宗日本酒の化粧水



<商品>
菊正宗 日本酒の化粧水 高保湿 2500ml /840円(税抜)


まず、おすすめしたいのは「菊正宗 日本酒の化粧水」です。


通常のタイプと高保湿タイプがあり、特におすすめはピンクのボトルが目を惹く高保湿タイプです。


この500mlの中には酒一升分のアミノ酸が含まれています。

アミノ酸はもともと肌に存在する天然の保湿成分で、肌が潤いを保つためにはとても大切な成分な成分です。


化粧水としてはもちろんですが、コットンなどにたっぷり含ませて行う、フェイスパックもおすすめ。


さらには全身用ローションとしても使用可能なので、お風呂上がりなどにも量を気にせずたっぷりと使うことができます。


高保湿タイプは、保湿力がとてもよく潤いたっぷりの肌に!!


もちろん、お酒の成分入りなので少しお酒の香りもします。

ですが、このお酒の香りも短時間で消える印象なのであまり気にせず使用することができるでしょう。


コスパも良いので、お酒成分のコスメに挑戦したい方には是非オススメです☆


素材の良さを感じる。shiro酒かす化粧水



<商品>
shiro 酒かす化粧水 120ml /3,800円(税抜)


次に紹介するのはshiroの酒かす化粧水。
ボトルデザインはいたってシンプルで何だか高級感を感じます。


shiroは厳選された材料を使用しているところが魅力のブランド。
この酒かす化粧水も伝統ある老舗酒造、小林酒造の純米酒の酒かすを使用して作られています。


香り、テクスチャーは共に酒かすや日本酒そのものを感じますよ。
それは酒かすを水に溶かして作るという、シンプルな処方にあるのでしょう。


肌への浸透力が非常によく、仕上がりはしっとりとした潤い肌に。
潤った肌への吸いつき感、きつ過ぎないお酒の香りはスキンケアタイムを癒してくれます。


気になる効果はというと、2、3日使うと肌に透明感が出てきたように感じました。
これからの紫外線の気になる季節に、強い味方となりそうですね。


shiroは素材の良さを感じることができるコスメです。
酒かす化粧品はもとよりshiroコスメ全般、1度使っていただきたい贅沢コスメです☆



今回はお酒の成分を使ったコスメについてご紹介してまいりました。お酒の成分の魅力は伝わったでしょうか?昔の人の知恵が詰まったコウジ酸、1度はお試してみてくださいね♪


この記事はコスメコンシェルジュであり、美容薬学検定1級を持つライターの経験や知識に基づいた情報となります。個人によりその効果は異なりますので、ご自身の責任においてご利用・ご判断をお願い致します。


なお画像の引用についてはayaya_cosmetic様、mai__0803様に許可を頂いております。

情報提供元: myreco
記事名:「 【コスメコンシェルジュ解説】 お酒成分が入ったコスメって本当に良いの?