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妊婦さんにとって気になる存在の「葉酸」。必要な栄養であることは知っているものの、実は葉酸の詳しいことについては分からない人も多いですよね。「葉酸って何のために必要なの?」「なぜサプリが良いの?」など、悩めるママさんのために、葉酸の必要性や摂取時期について、分かりやすくご紹介していきます。
葉酸サプリは妊活中から飲むのが理想的です。
その理由として、まず厚生労働省が妊娠1ヶ月前からの葉酸摂取を推奨していることが挙げられます。
これは、後述しますが「神経管閉鎖障害」のリスクを減らすために葉酸が必要となるからです。
妊娠4~5週頃に葉酸がしっかり摂れていることが大切であるため、妊娠が判明してから飲むのではなく、1ヶ月前からの摂取を推奨されています。
そしてもう1つの理由として、葉酸は着床率を上げる効果があると言われています。
子宮内膜を厚くし、子宮内の血行を促進する働きをするため、子宮環境を整え、妊娠しやすい体へと導いてくれます。
この2つのことから、妊娠を希望し始めたら葉酸を積極的に摂取していくことが大拙です。
葉酸は妊娠したら摂取すべき、という印象は強いですが、一体いつまで飲めばいいのか良いのか?については意外と知られていません。
厚生労働省によると、妊娠1ヶ月前~妊娠3ヶ月までの期間に積極的に葉酸を摂取するよう推奨されています。
では妊娠3ヶ月を超えたらもうやめていいの?と迷う方もいるでしょう。
妊娠中期~後期までの間に推奨される葉酸摂取量もほぼ変わりありません。胎児の体つくりや貧血予防などのためにも継続して摂取していきましょう。
さらに葉酸は母乳の出を良くする働きもあるので、産後の授乳期においても、飲み続ける必要があります。
そして、葉酸には実は美容効果もあることをご存じでしたか?
肌のターンオーバーを促進してくれるなどの美肌効果や便秘改善など、さまざまな効果を期待できます。
つまり葉酸は、妊娠や授乳だけに関係しているわけではなく、誰でも継続して摂取していきたい栄養素の1つと言えますね。
葉酸サプリメントは、簡単且つ効率的に葉酸を摂取できるアイテムです。
葉酸はほうれん草や果物などに多く含まれていますが、厚生労働省が定める、妊娠1ヶ月前~妊娠3ヶ月までの期間の推奨摂取量は1日あたり400μg。
400μgもの葉酸を摂ろうと思うと、ほうれん草なら2束、かぼちゃなら1/2個ほどを食べなくてはなりません。
しかも葉酸は水溶性且つ熱にも弱いので、調理そのものに不向きとも言えますね。
それらを踏まえると、必要摂取量を食事ですべて補う、とうのはなかなか難しいんです。
そこで葉酸サプリを活用すれば、必要な葉酸を気軽に摂取でき、毎日の食事の献立などを考えるうえでの負担やストレスも無くなるので、とっても楽になるんですよ。
葉酸とはビタミンB群の1つで、水溶性ビタミンの一種です。
栄養が水に溶けやすいため、摂取しても排泄物として体外へ出てしまう分も多いので、毎日継続して葉酸を摂ることが大切です。
そして葉酸は、お腹の中の赤ちゃんが受精卵から細胞分裂を繰り返して体の形を作っていくうえで必要な、DNAやRNAといった「核酸」の生成に大きく関わっており、細胞分裂を促進させる役割を果たします。
葉酸が十分に摂取されていると、赤ちゃんの細胞分裂も活発に行われ、健康的な発育を促してくれるんですよ。
また、葉酸は植物性の栄養分と思われがちですが、レバーなどの動物性の食品にも含まれているので覚えておきましょう。
妊娠前後に葉酸の摂取量が不足すると、赤ちゃんが「神経管閉鎖障害」になってしまう可能性が高くなることが、さまざまな研究の結果明らかになっています。
妊活中や妊娠中の方に必要な葉酸摂取量は400μgほどです。これは成人男女の必要摂取量240μgの約2倍近くにもなります。
それだけ、赤ちゃんがお腹の中で育つうえで葉酸が重要な栄養素ということが分かりますね。
では、「神経管閉鎖障害」とはどんなものなんでしょうか?葉酸が十分に摂取できなかった場合に起こり得る、他のリスクについてもあわせてご紹介していきます。
「神経管閉鎖障害」とは、脊髄や脳の神経管の一部が塞がらない先天性の異常で、大きく分けると「二分脊椎症」と「無脳症」があります。
「二分脊椎症」は生まれた時に、腰あたりに腫瘤がある場合が多く、その後下半身の麻痺により、歩行障害や運動障害、知的障害などが考えられます。
「無脳症」は脳が正常に作られず、形成不全となるものです。脳が形成されないため生きていくのが難しく、残念ながら流産や死産になる可能性が非常に高いです。
これらの症状は遅くとも妊娠4~5週頃までに発症するもので、この時期に葉酸を十分に摂取していることが、「神経管閉鎖障害」になるリスクを減らすことにつながります。
しかし、「神経管閉鎖障害」は葉酸の摂取不足だけが原因ではなく、遺伝など多くの要因が考えられるものです。
葉酸を摂取することは、あくまでリスクを減らす方法の1つに過ぎない点もしっかりと理解しておきましょう。
葉酸にはビタミンB12と協力して血液を作り出す、造血作用があります。
そのため葉酸またはビタミンB12が不足すると、赤血球が減少し、「巨赤芽球性貧血」に陥ってしまいます。
母体である妊婦が貧血を起こすと、酸素や栄養を赤ちゃんに十分送り出すことができなくなり、胎児の成長に悪影響を与えてしまうので、気を付けたいところですね。
めまいや手足のしびれ、顔面蒼白などの異変を感じたら、すぐにかかりつけ医に相談に行きましょう。
妊娠中は母体が大きく変化していくため、ホルモンバランスが乱れがちになってしまうものです。
それにより、イライラしたり眠れなかったり…どうしても精神的に不安定になりやすくなってしまいます。
この時期は「造血のビタミン」とも言われる葉酸をしっかりと摂り、体内の血行を良くしてホルモンバランスを整えることが大切です。
葉酸の摂取量が不足するとホルモンバランスが乱れ、うつや不眠になりやすくなってしまうので、注意してください。
いざ葉酸サプリメントを購入しようと思うと、「どこで買えばいいの?」と悩んでしまう人もいますよね。
葉酸サプリは薬局でも通販でも購入することができます。
ただし、どちらかというと市販の葉酸サプリは、長期保存や商品劣化を防ぐ観点から、添加物が多く含まれている商品もあります。
一方、通販で売っている葉酸サプリの場合、店舗コストなどがかからない分、葉酸の質が高かったり、定期購入にすることで割安に手に入れることができる場合があるので、長く摂取することを考えるとメリットも多いです。
だからと言って、市販のサプリはすべて悪い、ということではありませんので、市販にしても通販にしても、成分や価格をしっかりと確認したうえで選ぶことが大切です。
おすすめのサプリについて、後述する「人気の葉酸サプリメント」で商品をご案内しますね。
まずは、飲みやすさをチェックしましょう。
錠剤などを飲み込むのが苦手な方やつわりのひどい方は、小粒タイプがおすすめです。飲みにくいと長く続けることができませんので気を付けましょう。
また、葉酸以外にどんな成分が入っているかも要チェックです。
自分の体調や食生活を考えたうえで、葉酸以外にも補いたい栄養素があれば、それらが配合されているものを選びましょう。
そして製造工程も大切です。
原産国や製造国が不明のものなどは極力避け、安全・安心に作られていることが確認できるサプリを選ぶことも、体のために大切です。
葉酸には、「天然葉酸」と「合成葉酸」とがあります。
「天然葉酸」とは、ほうれん草やレバーなど、食品を食べることで摂取できる葉酸です。
一方「合成葉酸」とは、主にサプリメントに含まれる、人工的に作られた葉酸を指します。
何となく「天然葉酸」の方が体に良さそうなイメージがしますが、合成葉酸も天然由来のものであれば品質は高いので、安心して摂取できます。
そして何より驚くのは、実は合成葉酸の方が天然葉酸よりも体内への吸収率が2倍近く高いということ!
天然葉酸は熱に弱く水に溶けやすいため、体内への吸収率が低くなってしまうんです。
実際に食材に含まれている葉酸量も調理の過程で失われてしまうこともあるので、単純に食材を摂取したからといって規定の葉酸量を摂取できるとは限りません。
このことを踏まえ、厚生労働省も合成葉酸を推奨しています。ぜひ、積極的にサプリを活用して、品質の高い合成葉酸を摂取していきましょう。
市販でも通販でも、さまざまな葉酸サプリが販売されていますが、それぞれ内容が異なります。
価格や葉酸含有量、ほかに含まれる栄養素など、商品ごとの違いをしっかりと確認して、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
ここでは、人気の葉酸サプリについてご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
通販ではさまざまな葉酸サプリが取り扱われていますが、その中でもおすすめの商品をいくつかご紹介します。
わざわざ買いに出かけなくても、ネットから購入できるので、つわりがひどく外出が難しい方や忙しい妊婦さんもぜひチェックしてみてくださいね。
はぐくみ葉酸は、100個のレモンから1mgしか採取できない貴重な濃厚エキスから作られている天然由来の葉酸サプリ。
はぐくみ葉酸専任の管理栄養士が監修し、妊活期〜授乳期の女性の体のためを想って作ったサプリなので、吸収率のよい厚生労働省が推奨しているモノグルタミン酸型の葉酸で作られました。
3粒で500μgもの葉酸が含まれているだけでなく、体内への吸収率も高く安定の品質から口コミでも話題の商品です。
また、お客様相談室ではサプリメントのことだけではなく、妊活や子育ての悩みについても電話やメールでやりとりしてくれるとのこと。
妊活期〜授乳期の女性を本気で支えたいからこその取り組みですね。
商品名:はぐくみ葉酸
価格:初回1,980円(定期コース購入の場合)
一日当たりの摂取量:3錠
内容量:90錠(30日分)
こちらは現役の産婦人科の先生が考案した葉酸サプリです。
こちらのサプリには、1包あたりに厚生労働省が推奨する合成葉酸約400μg配合されているので、妊婦に必要な摂取量をしっかり補うことができますね。
また葉酸以外にビフィズス菌やオリゴ糖が配合されており、便秘に苦しむ妊婦をサポートしてくれる頼もしい存在です。
そのほかDHAなども配合されているので、妊婦だけでなく赤ちゃんの発育に嬉しい成分が効率的に摂取できるサプリとなっています。
商品名:現役産婦人科医が考えた葉酸サプリ
価格:初回2,980円(定期コース購入の場合)
一日当たりの摂取量:1包6錠
内容量:30包(30日分)
こちらの葉酸サプリメントは小粒で飲みやすいのが特徴です。
サプリは毎日飲むものですから、飲みにくいと続けられなくなってしまうことも。飲むことの負担が少ないのは、つわりなどがひどい妊婦さんにとって大きなメリットです。
また無添加なうえ、原材料の受け入れから出荷まで、品質や安全が守られるGMP認定工場で製造されている点も安心ですね。
こちらのサプリも1日あたり4粒飲むことで、合成葉酸を400μg摂取することができます。
そのほか、ビタミン・ミネラル・15種類の国産野菜・9種類の美容成分なども配合されており、妊婦以外の女性からも支持を得ているサプリです。
商品名:はじめての葉酸
価格:初回3,780円(定期コース購入の場合)
一日当たりの摂取量:4粒
内容量:120粒(30日分)
こちらのサプリは、1包につき合成葉酸が400μg摂取できるほか、亜鉛・マカも配合されているので、妊活中のご夫婦にもぜひ飲んでいただきたい商品です。
そのほかにもビタミン・ミネラルや、女性バランスを整えてくれるハーブ成分のミスカスカやプラセンタ、植物酵素が112種も配合されています。
出産経験のあるママさん社員が商品開発をしただけあり、妊婦としても女性としても嬉しい成分もたっぷりのサプリです。
商品名:BABY葉酸~ママのめぐみ~
価格:初回4,980円(定期コース購入の場合)
一日当たりの摂取量:1包4粒
内容量:30包(30日分)
こちらのサプリメントは、国産にこだわった厳選野菜のミックスパウダーが配合されているので、栄養面で不安を感じる妊婦さんには心強い味方になります。
また鉄も配合されており、4粒飲むと合成葉酸400μg&鉄10mgを同時に摂取することができ、造血作用にも高い効果を期待できます。
パッケージがシンプル且つおしゃれなので、葉酸サプリを持ち歩くことも多い方は、外出先で人目を気にせず飲めてますよ。
商品名:Lara Republic(ララリパブリック)
価格:2,759円(1袋定期コース購入の場合)
一日当たりの摂取量:4粒
内容量:120粒(30日分)
通販の購入に抵抗がある方や、実際に商品を手にとって確認したい方は、薬局など市販の葉酸サプリをチェックしましょう。
選ぶ際には、パッケージ表示をしっかりと確認し、不明な点は調べてから購入することをおすすめします。
こちらはドラッグストアなどで売っている市販の葉酸サプリです。葉酸以外にもさまざまな成分も配合されているので、効率的に栄養を摂取することができます。
市販のサプリの中では価格は高めなので、内容と価格を確認したうえで、検討してみてくださいね。
商品名:ピジョン サプリメント 葉酸カルシウムプラス
価格:975円
一日当たりの摂取量:2粒
内容量:60粒(30日分)
こちらも市販のサプリです。価格は安く、一日に1粒飲むだけなので、負担が少ないのが良いですね。
ただし、葉酸は1粒あたり200μgしか摂取できませんので、鉄を同時に摂取したい方にはいいですが、葉酸をしっかりと摂りたい方は、別のサプリを検討するのも良いでしょう。
商品名:ディアナチュラ 鉄・葉酸
価格:577円
一日当たりの摂取量:1粒
内容量:30粒(30日分)
葉酸サプリは医薬品ではないため、どのパッケージにも摂取タイミングは明記されていません。
でも、せっかく赤ちゃんや自分の体のために飲むんですから、効率的に栄養を吸収したいですよね。
実は効果的に飲むタイミングがあるんですよ。
葉酸の吸収率を高めたいなら、食前がおすすめです。
胃が空っぽな状態で水溶性のビタミンである葉酸を飲むと
、吸収率がグンとUPします。
また就寝時に飲むと、血中濃度が下がり、栄養が浸透しやすいとも言われているのでおすすめです。
葉酸は、2~3時間後には吸収しきれなかった分が尿として排出されてしまいます。1日に2粒以上飲むサプリの場合は、昼と夜など、複数回に分けて飲むのがいいですね。
葉酸サプリはママにも赤ちゃんにも心強い存在ではありますが、正しい取り扱いをすることが何よりも大切です。
ここでは、摂取するうえで気を付けたいことや保管にあたっての注意点についてご説明します。
胃腸が弱っている時や、空腹時にサプリを飲んで胃に負担や違和感を感じる方は、食後に飲むようにしましょう。
この場合は、食後30分以内に飲むことがポイントです。
食後は食べ物を消化しようと胃腸の動きが活発になっているので、葉酸の吸収を助けてくれます。
自分の体調に合わせて、無理のないタイミングで飲むようにしましょう。
葉酸サプリを飲む時は、必ず水か白湯と一緒に飲むようにしてください。
葉酸が水溶性ビタミンなので、水を飲むことで溶けやすくしてくれるほか、胃にも適度に刺激を与えて吸収しやすくしてくれます。
お茶やコーヒー、ジュースなどは葉酸の吸収を阻害したり、十分な効果を得られない可能性があるので、やめましょう。
「昨日飲み忘れちゃった!」と焦って翌日に2日間分のサプリを摂取する、などの過剰摂取はやめましょう。
葉酸は一度に多く摂っても尿として排出されてしまうので意味がないうえ、過剰摂取によりママの体に蕁麻疹が出たり、呼吸障害を起こす可能性も。
また生まれてくる赤ちゃんが小児喘息になるリスクが高くなる副作用にもつながります。
1日や2日、摂り過ぎてしまっても即座に影響するわけではないので過敏になる必要はありませんが、毎日決まった量を継続して飲むように心がけましょう。
小さなお子さんがいるご家庭でサプリを保管する場合は、子どもの手の届かないところに置くように気を付けましょう。
錠剤を誤飲した場合、小さなお子さんは喉を詰まらせる危険もあります。
ハンドバッグに入れていたら子どもが勝手に出していた、などということの無いように、保管には十分気を付けましょう。
葉酸を飲めば必ず元気な赤ちゃんが生まれる、とは限りませんが、葉酸を飲むことで妊婦さんの心の安定につながることは実は多いんです。
赤ちゃんがお腹の中にいる間、ママとして出来る限りのことをしようと思うのは、誰でも同じですね。
ここで、「葉酸を飲んでよかった!」というエピソードを2つご紹介します。
出典 葉酸サプリで妊活をのり切ろう!ハッピーブログ
出典 はぐくみ葉酸の口コミや効果は?真実に迫るため本音でレビュー!
お腹の中の赤ちゃんが元気に成長するうえで欠かせない大切な栄養素である「葉酸」。
毎日継続して効率的に摂取するためには、葉酸サプリはとても便利です。
今回紹介した内容をもとに、ぜひご自分に合った葉酸サプリを探してみてくださいね。
赤ちゃんのため、そしてママのために、お気に入りの葉酸サプリを見つけて、継続して飲んでいきましょう。