「涙の数だけ強くなれる」というセリフを耳にしたことがあるはず。じつはこれ、涙の数だけ本当に強くなれるのでした。免疫力アップのカギを握るのは粘膜。目の粘膜も例外ではありません。この目の粘膜を守る役目を果たしているのが涙というわけ。すなわち、涙の数だけ免疫力がアップするのでした。



涙の数だけ目の粘膜にバリア効果


涙は目の粘膜のバリアの役割を果たしています。その意味で、涙の数だけ免疫力がアップするというわけ。そこで、免疫力アップのために涙の数を減らさない方法を紹介しましょう。


まずパソコンなど一点を見つめる作業では、90分ごとに目を休ませるようにしましょう。休憩時には、3秒ほど目をギューッと強く閉じるのを10回繰り返します。涙の数が増える上に、目のまわりの筋肉もほぐれて疲労回復するのです。


また、慢性的な肩こりにも注意しましょう。首まわりの血行が悪くなると、頭への血流が不足気味になります。首のまわりを温めて血行をよくすることで、涙の数を増やすことができるのです。


涙の数だけリラックス効果がある


こうして十分な涙を流すことで、目の粘膜をウイルスや細菌から守って免疫力をアップできます。しかし、涙の数だけ強くなれる理由はそれだけではありません。近年の研究で、もう1つ涙の数だけ強くなれるメカニズムがわかってきたのです。


じつは泣くという行為に秘密があります。涙にはリラックス効果があるからです。リラックスしたときには副交感神経が優位になります。この副交感神経が優位な状態が免疫能力を高めるのです。


実際には、泣いているあいだは興奮して交感神経が強く働いて、泣き終わったあとには副交感神経が働くようになります。副交感神経が強く働き始めると、免疫力がアップ。まさに涙の数だけ強くなれるのでした。


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情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 「涙の数だけ強くなれる」は本当のことだった!?