女性のおよそ3割が悩んでいる便秘。とくに冬は水分不足や運動不足になりがちで、1年でももっとも便秘になる人が増える季節です。そんな便秘に効く食べ物としては食物繊維が豊富なゴボウが有名。しかし、じつはそれよりも干し柿のほうが便秘に効く食べ物だったのです。



便秘に効く食べ物は干し柿が効果的


そんな便秘に効く食べ物としては、食物繊維が豊富なゴボウが有名。便秘の解消や予防にもっとも効果的な成分は食物繊維です。食物繊維は消化されないので、大腸で便のかさを増やすことになります。


便のかさが増えると腸の壁が刺激され、腸のぜん動運動がおこって活発化。便を先のほうへと押し出してくれるのです。厚生労働省は食物繊維の摂取量を、成人男性で1日20g、成人女性で1日18gとしています。


とはいえ、一般的な食事は多くの人は5g程度不足してしまうのが実状。このため、便秘に効く食べ物として、ゴボウなどが挙げられるわけです。そして、そんなごぼうよりも豊富に食物繊維を含む食べ物があります。それが干し柿です。


便秘に効く食べ物でも食べすぎ注意


100gあたりに含まれる食物繊維量を比較してみると、レタスが1.1gのところ、ゴボウは5.7g。そして、干し柿はというと、なんと14g。ゴボウの3倍近い食物繊維を含んでいることになります。


もともと柿には、100gあたり1.6gの食物繊維が含まれているもの。これを干すことで水分が抜けて凝縮されて、14gにもなるわけです。スーパーで手軽に買えるだけでなく、調理せずに直接、食べられることも魅力でしょう。


ただし、干し柿は便秘に効く食べ物ではありますが、食べすぎには注意が必要です。食物繊維の摂りすぎは、逆に便秘を悪化させることもあります。サイズが大きい干し柿で2個、小さいサイズで3個が1日の適量です。


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情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 便秘に効く食べ物ならゴボウよりも干し柿がイイ